住吉神社の管弦祭
住吉神社は、国道2号線の本川にかかる新住吉橋の左岸川下にあります。住吉神社の今年の夏祭りが12日(昨日)、13日の二日間行われます。
住吉神社の夏祭りは、すみよしさんと呼ばれ、とうかさん(とうか大祭)、えべっさん(胡子大祭)とともに広島三大祭りに数えられています。
と書きましたが、住吉神社の夏祭りが広島三大祭りの一つだと知ったのは、先日新聞折り込みされたチラシを見たからです。そのチラシには、今年の夏祭りの行事予定が書かれていました。三大祭の文字も目に付きましたが、おっと思ったのが「3年ぶりの広島管弦祭」の文字でした。3年ぶりというのは、ここ2年はコロナのため中止になっていたからです。
そのチラシによると、管弦祭は、初日の12日の午後6時に神事を終えて、住吉神社前の本川を出発し、本川を北上し、相生橋から元安川へ入り、平和大橋と万代橋の間で午後8時ごろ船上祭を行い、船はまた元北ルートをたどり、午後8時30分ごろに住吉神社前に戻るコースが、図入りで紹介されていました。
昨日午後6時前、煙火の音を聞き慌てて自転車で住吉神社に駆け付けました。
多くの参拝者でにぎわっています。3ⅿもある茅の輪があります。
私が着いた時には、神体や神霊を乗せた「御座船」とそれを引く古来の「漕伝馬船」(こぎでんばせん)が既にスタンバイしています。
御供船と共に、いよいよ出発です。住吉神社の横、新住吉橋と住吉橋の間で漕伝馬船が掛け声をかけながら2周した後、御座船とロープでつながれ、川岸の観客に手を振られながら、本川を上流に向かって出発しました。
私はこの出発を見ていったん帰宅し、夕食後の午後7時30分過ぎに船上祭が行われ折り返し地点と図示されていた万代橋に行くことにしました。近くですのですぐ万代橋に着いたのですが、遠くで小さく掛け声が聞こえるだけで、船の姿を見ることはできません。
時間的にみて、ここまで来そうにないようですので、上流に移動することにしました。平和大橋まで行くと元安橋のすぐ下流に船の姿が見えます。しばらくすると、そこで旋回を始めました。どうも元安橋下流で引き返すようです。あわてて元安橋方面にさらに移動し、何とか追いつくことができました。
この写真を撮ったすぐ後に、原爆ドーム前で漕伝馬船と御座船を繋いでいたロープが離され、漕伝馬船だけが先行して住吉神社をめざします。
再び本川に戻った漕伝馬船を写真に収めて、私の追っかけもここで終わりにしました。
いのちとうとし
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