被爆77周年原水禁世界大会広島県実行委員会を結成
被爆77周年原水禁世界大会広島大会を成功させるための広島県実行委員会の結成総会が、昨日午後6時より、自治労会館で開催されました。
原水禁世界大会は、被爆75周年、被爆76周年の2年間にわたり、コロナ感染拡大の影響で、オンライン集会を余儀なくされてきましたが、今年は従来通りの対面方式により開催するという方針で、準備が進められてきました。
少し遅くなったのですが、昨日「被爆77周年原水禁世界大会広島県実行委員会」が無事結成され8月4日から6日まで開催される広島での大会を成功させることを誓い合いました。
総会では、まず今年の大会の意義を次のように確認しました。
「被爆77周年にあたって、2021年1月、核兵器禁止条約が発効され2022年6月には第1回の締約国会議が開催され、世界は核兵器廃絶に向けて一歩を踏み出すはずでしたが、本年2月24日、ロシア軍によるウクライナ侵攻によって核兵器保有国による侵略、そして核兵器を含む大量破壊兵器の使用を威嚇の材料にするなど、世界の人々の思いとは逆行する新たな核兵器拡散のきっかけとなることが危惧されます。
わたしたちは、改めて核兵器廃絶・脱原発・平和と民主主義を守る取組みについて発信し、ともに学び合い、『核も戦争もない平和な21世紀を!』めざして、活動を強化していきます。」
確認された広島大会の主な日程は、次のとおりです。
8月4日(木)
15時40分資料館前出発 折鶴平和行進
17時から18時30分 開会総会 グリーンアリーナ
8月5日(金)
9時30分から12時30分 6分科会 県民文化センターほか
フィールドワーク ・大久野島バスツアー
・西松安野中国人強制連行・被爆の歴史ツアー
14時から16時30分 4つのひろば
8月6日(土)
9時30分から10時15分 閉会総会 県民文化センター
10時30分から12時30分 国際シンポジウム 県民文化センター
世界大会前段として取り組まれる平和行進も従来通り実施することが確認されました。
東部コース 7月27日岡山から引き継ぎ
西部コース 8月1日山口から引き継ぎ
北部コース 7月30日庄原出発
いずれも8月3日午前中に平和公園慰霊碑前に到着します。
この他、大会の詳細は、逐次このブログでも紹介します。
実行委員会結成総会の冒頭、広島県で選出された第25代高校生平和大使
・荒川 彩良(あらかわ さら)県立広島国泰寺高等学校 3年
・岡本 依純(おかもと いずみ)県立広島高等学校 2年
・西川 繭可(にしかわ まゆか)広島大学附属福山高等学校 1年(学校の都合で欠席)
の決意表明がありました。
いのちとうとし
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