参議院選挙二日目のポスター掲示場
現在のように定数2議席を争う選挙となって最も多い10人が立候補届けを出した今回の参議院選挙。選挙戦二日目の昨日昼過ぎ、わが家から最も近い中区役所前に設置されたポスター掲示場に何枚のポスターが貼られているのか見に出かけました。
未掲示の候補者も多く、6人のポスターが貼られているだけでした。残りの4人のポスターは何時頃になったら揃うのだろうと思いながら、県庁前に移動しました。
県庁前には、毎回選挙の度に大きな啓発看板が設置されています。
今回の参議院選挙では、元広島カープの黒田英樹さんが起用されたことで、設置前から話題となっていました。
キャッチコピーは「その選択が明日を決める」です。県選管によれば3年前の参議院選挙の投票率は、過去2番目に低い44.67%。特に20代以下では、3割にも届いていないそうです。
テレビCMでは、黒田さんが「‟観戦“ではなく‟参戦”する勇気を持とう」と呼びかけていますが、若い人の関心を持ってもらい、投票に行ってほしいという県選挙管理委員会の思いが込められているようです。
選挙での投票行為は、政治参加への第一歩。若い人だけでなく投票に行ってほしいと思うのは、選挙管理員会だけではありません。
県庁前から別の道をとって帰宅途中、大手町2丁目のポスター掲示場が目に入りました。この掲示場には、8人のポスターが貼られています。
一番右の下側のポスターに目が行きます。NHK党のポスターです。「私の当選は無理です。しかし」の文字が目に入ります。「えっ、なんのこと?」
その下段に小さな文字で「あなたの1票で約250円と選挙区と比例区の2票で約500円」改行してだいぶ大きめの文字で「の政党助成金がNHK党に交付されます。」と書かれています。
政党要件を満たせば、これぐらいの額が交付されることになるでしょうから、マーよしとしましょう。ところが、その下には、近づかなければ読めないような字の大きさで「このお金を使いNHK被害者(例えば、NHKから裁判された人の裁判費用や受信料の全額肩代わりなど)を救済しています」と書かれています。ゴシック部分だけ、何故か文字が大きくなっています。
こんなのありかと目を疑う内容ですが、さて有権者の選択は?
いのちとうとし
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