2022.6月のブルーベリー農園その2
初夏、麦秋、そして夏至は6月21日。ブルーベリー農園の周囲では出会いがしらバタバタ飛んでいくオスのキジに驚かされ、耳にはホトトギス、目にはところどころに麦畑の茶色が青葉に交じって人目をひいていて、空はどんよりした天気で、漂う香りはほとんど感じられないという様子。6月も身体に違和感はなく(腰が苦ることを除いて)農園のある東広島市豊栄町に安芸区の自宅から車で週末農業に通っている。そして、早生のブルーベリーが色づき始めてきたので里山のブルーベリー園の一部に防鳥ネットを張った。暑かった。
6月8日(水)ため池にさくコウホネの黄色い花
6月11日(土)農園の花壇のジャーマンアイリスの中に咲いたのは花ショウブ。池のショウブも花穂が出てきた。
畑のブルーベリーの実。晩生なので色づくのはまだ50日くらい先。名前はティフブルー。
里山のブルーベリー園の周辺に一株シモツケを植えている。枯れないですこしずつ大きくなっている。
6月12日(日)昼ご飯を食べてから農園近くの麦畑を見に行く。ここだけは麦秋の景色。手前の畑の右に交じってピンクの色の部分はイヌタデの花。向こうの集落がメイン通り。
反対方向の左の山すそがブルーベリー農園あたり。小麦の供給不足から世界的に値上がりが著しい。農家は少なくなるばかりでも作れる畑はこの国でもあるのだが、ないのは食料の自給力向上の農業政策。それより稲や麦の実る風景はほっとした安心感を与えてくれる。
防鳥ネットを張る。場所は早生のブルーベリーを植えている里山西側の林のそば。前日に柱や支持線の調整を行い、昼を挟んで午前と午後に作業を行う。
① ネットを里道に沿って幅と山側谷側の方向を確認して
② 柱にネットをのせてから、先を丸くした突き棒で支持線に沿って押していく。
③ ネットを張った後は裾から鳥が入らないように竹と敷いて、柱のところでネットを麻の紐でくくる。あとはネットの破れを直して完成。
④ 防鳥ネットの中の熟れ始めたブルーベリー。本格的に色づくのは6月末あたり。
1本だけ庭の花壇に実るのはこの地方でいうぶいぶい。全国的にはグミ(茱萸)。例年になくたくさんなっているので摘み取って持ち帰り夕食でつまむのだが、私だけ朝食でヨーグルトに入れて食べてみた。種は邪魔だが特有の渋みがちょっとだけ緩和されていた。
2022年6月15日
社会福祉法人安芸の郷
理事長 遊川和良
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