ウクライナの国旗の色?
平和公園を訪れる修学旅行生が多きなったことに比例するように各慰霊碑に献納されている折鶴の数も、増えたように思われます。
借りていた本の返却のため中区図書館(アステールプラザ)を訪れた帰り道、少し遠回りをして平和大通りまで足を延ばしました。平和大橋西詰の南側にある広島市立高女原爆慰霊碑のもうけられた折鶴献納台にも多くの折鶴が掛けられていました。
いつもは、そんなに折鶴をじっくり見ることはないのですが、その中で、目を引く折鶴の束があります。青と黄色の紙でおられています。
一緒の歩いていた妻が、「ウクライナのことを思って作ったもののような気がする」といいます。確かに今までには見なかった折鶴の色のような気がします。きっとロシアの軍事侵略の犠牲になったウクライナの子どもたちを追悼し、平和への願いが込められて折られたように思います。
振り返って平和公園の方を見ると、白い花をつけた大きな夾竹桃が目に入ります。横断歩道を渡って近づいてみました。
夾竹桃は、6月から9月ごろにかけ赤やピンク、白色の花を咲かせますが、この場所は日当たりが良いからでしょうか、満開に近い状態でびっしりと花を咲かせています。夾竹桃の花が咲くと、夏が来たことを実感します。
夾竹桃は、原爆が投下された後、「75年間は草木も生えない」と言われた焦土にいち早く咲き、広島の人々に希望と勇気を与えてくれた花だといわれており、広島市の「市の花」に指定されています。
広島市のホームページによれば、1973年(昭和48年)10月3日に新聞に応募用紙を折り込むなどして同月の27日まで公募し、10月29日に集計した結果、最多得票を得た夾竹桃が「市の花」に選定されました。同時にクスノキが「市の木」に選ばれ、同年11月3日に制定記念式が、中区基町中央公園で行われています。
8月6日の頃には、夾竹桃の花の真っ盛りの時期となります。
いのちとうとし
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