5月の「19日行動」-三原、府中
三原の藤本講治さん、府中の小川敏男さんから、それぞれの地区の「19日行動」の報告が、写真とともに届きました。
三原地区
5月19日、木曜日、17時30分から三原駅前で16人が参加して街頭行動を実施しました。
6人の弁士は、「日本国憲法発効75年」(5月3日)、「沖縄本土復帰50年」(5月15日)を迎えた節目の街宣活動として、今、ロシアによるウクライナ侵略戦争が起こる中、憲法9条改悪や敵基地攻撃能力の保有、非核三原則(持たず、つくらず、持ち込ませず)の見直しなど「戦争する国づくり」の大合唱が起こっていることに対して警鐘を鳴らし、不戦を誓い合った平和憲法を守ることの重要性を訴えました。
高木武子さんは、➀私たち戦争をさせない三原市民行動は、6年にわたり平和憲法を守る運動を継続して行なっています。日本は75年間、戦争を経験していません。私たちは、今後も平和な社会が続くよう行動を行っています。市民のみなさんからも私たちの行動ひと月に一回ですが、「よく頑張っているね。なかなか駅前に立つことはできないけど一緒に応援します。戦争はダメです。」という市民の方々の声をいただいています。私たちの運動の成果が大きくは表れていないかもしれませんが、「戦争は絶対やったらいけない。戦争は人を殺し、殺されるということを先の大戦で経験したではないですか。」という市民からの声を聞いています。②ロシア・ウクライナ侵攻問題、私たちが暮らしている地球上でいつ戦争が起こるかもわからない事例であります。悲惨で残酷な弱い立場の子どもや女性が戦争の中で大変な状況になっています。日本ではロシアのウクライナ軍事侵攻を利用して、戦争放棄を謳った憲法9条を改悪して戦争する国にしていこうとする政治勢力が台頭してきています。「市民のみなさん、平和や私たちの暮らし、政治に関心を持ち、再び日本が戦争への道を歩まないように行動していきましょう。」とスピーチしました。
藤本講治
府中地区
安保法制に反対する府中民の会で19日行動を取り組みました。
15時30分から上下町のAコープ前、17時から府中天満屋前で行い、
参加者いずれも10人でした。
今日も、安保法制に反対する府中市民の会でスタンディングとリレートーク。
上下はいつもたくさんの人が車窓から手を振ってくれるのですが、なんとなく少なく、いつも無反応の車が多い府中天満屋前で高校生や中学生が手を振ってくれました。
戦争は民と民の殺し合いです。命令を下す人間は戦後ものうのうと生き続ける。
平和を求める人は差別と迫害を受け最後には命を奪われます。
私はこのことを絶対に忘れません。
リレートークでは、ロシアのウクライナ侵略への非難、沖縄を差別し続ける日本政府への抗議、敵基地攻撃能力を反撃能力と言い換えて先制攻撃ができるようにしようという与党への抗議、「ドローンでものづくりの町」復活を狙う府中市に軍事産業化への懸念と確かな歯止めの必要性、核共有という幻想の実態、憲法9条を守り生かす政治、南西諸島への自衛隊基地配備の急増、などが語られました。
小川敏男
【編集後記】府中の原稿は、石岡真由海さんのフェースブックの内容を本人の了解を得て、小川さんが送ってくれたものです。
[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« 核兵器禁止条約について考える ――東京と沖縄で集会が開かれます―― | トップページ | 2022.5月のブルーベリー農園その3 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 原爆被害を調べる人のためのガイドブック「ヒロシマ調査・研究入門」(2025.04.29)
- チェルノブイリデー座り込み(2025.04.27)
- 「屍の街」の章題―つづきのつづき(2025.04.28)
- 「屍の街」の章題―つづき(2025.04.26)
「憲法」カテゴリの記事
- 三原地区の4月の「19日行動」(2025.04.22)
- 府中地区 4月の「19日行動」(2025.04.21)
- 4月の「3の日行動」(2025.04.04)
- 三原の3月「19日行動」(2025.03.11)
- 3の日行動(2025.03.04)
「#平和推進」カテゴリの記事
- 原爆被害を調べる人のためのガイドブック「ヒロシマ調査・研究入門」(2025.04.29)
- 三原地区の4月の「19日行動」(2025.04.22)
- 府中地区 4月の「19日行動」(2025.04.21)
- 梶山夫妻の結婚の誓い(2025.04.14)
- 被爆地別の被爆者健康手帳所持者数(2025.04.12)
« 核兵器禁止条約について考える ――東京と沖縄で集会が開かれます―― | トップページ | 2022.5月のブルーベリー農園その3 »
コメント