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« 憲法施行75年-今やるべきことは? | トップページ | ヒロシマとベトナム(その31) »

2022年5月 4日 (水)

今年も「5・3ヒロシマ憲法集会」が開催されました。

憲法記念日の昨日、広島弁護士会館で午前10時から「2022平和といのちと人権を!5・3ヒロシマ憲法集会」が開催されました。

コロナ禍の今年も、大きな会場での開催は困難と判断し、広島弁護士会館を主会場に、福山、三次、呉、尾道、三原など6カ所にオンライン会場を設け、出来るだけ多くの人に参加していただく努力をしました。

集会は、戦争させないヒロシマ千人委員会の岡本直美さんの司会でスタート。最初に主催者を代表して戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会共同代表山田延廣弁護士があいさつ。

すぐに講演に移りました。今回の講師は、市民連合@新潟共同代表・新潟国際情報大学教授の佐々木寛(ささき・ひろし)さんでした。

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「今、憲法の平和主義、反核運動が一番の危機を迎えています。」から始まった、佐々木さんの講演は、昨年秋の衆議院選挙で、6選挙区中4選挙区で野党が勝利した新潟での市民連合の取り組みを紹介。そしてし、これから目指すべき社会は「脱原発社会 中央集権・地域分断社会⇒地域分散・ネットワーク社会(自治)」だということを強調され、7月に予定される参議院選挙に向けて、私たちがどう取り組むのかの問題提起がされました。講演の中では、憲法の前文を引用して話されたことが印象的でした。

最後に、下記の集会アピールを全員で確認し憲法集を終了しました。


2022年5・3ヒロシマ憲法集会決議

プーチン・ロシア軍のウクライナ侵略により多くの市民が犠牲になっています。子ども、お年寄り、女性、障がい者たちに向けて砲弾やミサイルが撃ちこまれ、残虐非道な行為や虐殺も伝えられています。核戦争の危機が現実化しているなか、私たちは世界の市民と連帯して、即時停戦と一刻も早い平和の回復を訴えます。

 この惨事に便乗した改憲論が高まっています。改憲派は様々なメディアを使って、憲法九条に対する一斉攻撃を始め、軍事力の拡大を正当化しています。安倍晋三元首相や維新の会などは「台湾海峡の危機」をあおり、「核シェアリング」の議論を持ち出して、「非核三原則」の放棄をもくろんでいます。防衛のために「敵基地攻撃能力」を持とうという主張は、相手国の中枢への攻撃にまでエスカレートしています。

 しかし、いまこそ日本国憲法が指し示す平和構築の道に思いをはせるべきです。憲法前文は冒頭で宣言しています。「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」。

 日本国憲法は、日本が今のロシアのような侵略国であったアジア・太平洋戦争の反省の上に制定されたものです。その根幹である九条をなきものにしようとする改憲派の主張は、再び日本を戦争できる国、侵略する国にしてしまおうというとんでもない策動です。私たちは過去の悲惨な歴史に学ばない改憲の動きに断固反対します。

 改憲派は野党共闘の協働にくさびを打ち込み、維新の会を急先鋒に仕立てて7月の参院選で、改憲発議要件の3分の2議席を獲得しようと全力をあげています。これを許せば次の参院選まで大きな国政選挙がないという「黄金の3年間」に改憲発議と国民投票に進んでいく恐れが濃厚です。

 きょうのヒロシマ憲法集会で私たちは、広範な市民が参加する市民選挙を実践し、野党共闘候補を勝利させている新潟の取り組みを学びました。広島でも集会テーマである「憲法を活かす私たちの選択 市民がつくる新しい社会」の運動をつくっていきましょう。まずは7月参議院選挙において改憲発議をさせない議席を獲得するために奮闘しましょう。ウクライナに平和を回復するために声を上げましょう。核戦争を絶対に起こさせないために世界の市民と連帯して行動しましょう。戦争の原因である貧困、格差や差別のない社会を市民の力でつくっていきましょう。子や孫たちに戦争の危険のない地球を手渡しましょう。

 2022年5月3日

平和といのちと人権を! 5・3ヒロシマ憲法集会参加者一同


広島弁護士会館には、当初予定していた人数を大幅に上回り260人の参加がありました。

いのちとうとし

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コメント

ロシアのウクライナ侵攻は許せませんが、それに乗じて「核共有」や憲法9条改悪はさらに許せませんね。戦争は政治の継続であると聞いたことがありますが、お互いに相手が「脅威」と感じるようなことをしない、外交が基本であろうと思います。日本国憲法に込められた敗戦直後の思いを今一度学ぶ必要があると思います。

ブロッホさん
コメントありがとうございます。
全く同感です。ロシアの軍事侵略によって、命を奪われ、傷つき、住む家を離れていかなければならない市民の姿を見る度に心が痛みます。
戦争で、一番の犠牲になるのは、守られるべき市民だということですね。
政治に何より求められるのは、戦争の準備をすることではなく、戦争を防ぐためにこそ、全力を尽くすべきです。それが、日本国憲法の理念だと思います。
戦争、軍事行動が始まることは、結局政治の失敗だということだと思っています。
歴史に学ぶことに全く賛成です。戦争を知らない世代がほとんどとなった今の政治家には、特にそのことが求められていると思います。

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