連休最終日の平和公園
ゴールデンウイークに最終日となった昨日(と言っても5日までしか連休が無かった人も多いと思いますが)、「今日の人出は❓」と平和公園を訪れました。平和公園の資料館前に着いたのは、午前10時半過ぎでしたが、人影はまばらです。
連休の初日29日、人と会うため午後2時過ぎ平和公園を訪れたのですが、その時は雨が降っていたため、人の姿はほとんど見ることがありませんでした。しかし、レストハウスでの話し合いを終えて外に出た午後4時過ぎには、資料館東館入口は、資料館の真ん中ほどまで伸びた人の列があり、連休が始まったのだと実感しました。
昨日は、受付前にも、全く行列はできておらず、ちょっと拍子抜けの感がしました。
すぐに入館が可能でしたので、東館1階企画展示室で開催されている企画展「原爆と医療」(ここは自由に入ることができる)を観ることにしました。
入場券売り場の人に訊ねると「6日までは、コロナ禍以前のような多くの人が入館されました」とのことでしたので、私が見た29日の風景より多くの人の行列が6日までは続いていたようです。
企画展は、戦時下の広島の医療状況と救護活動、原爆投下により壊滅的打撃を受けた医療現場、市内の医師の91%が罹災し全く予定された救護活動ができなかったこと、それでも懸命な救護活動が行われたこと、直後の様々な調査活動の様子などが、貴重な資料や写真と共に展示されています。この企画展は、9月12日まで開催されています。
一回り終えて出口で目に付いたのが、デジタル掲示板です。
15秒前後で表示内容が変わりますが、その一枚に「被爆遺構展示館」の紹介がありました。何時から始まったのかはわかりあせんが、このフロアーには、2か所あります。何とか連携するようになったなとちょっと安心しました。
資料館を出ると「被爆遺構展示館」に行きました。入り口には、初めて目にする立て看板があります。
入口で消毒し、中に入りましたが、入館者はいません。しかし、私が館内にいた10分ほどの間に、2組3人の入館者がありました。
私の関心事は、「ここをどれだけの人が訪れたのだろう」ということですので、館内の案内をする人に入館状況を訊ねました。毎日の入館者をカウントしメモが取られているようですので、お願いしその資料を見せていただきました。資料があった5月1日から7日までの合計が、2,804人ですので、1日平均約400人です。この期間中、資料館を訪れた人はずいぶん多かったと思いますので、まだまだここを訪れる人は少ないなというのが実感です。
ちなみに昨日は、私が訪れた時までの入館者は、26人でした。
入館者を増やすための工夫がもっともっと必要だということを改めて感じました。
「被爆遺構展示館」を出て、慰霊碑前に移動しました。
ここでも人影はまばらで、落ち着いた雰囲気でした。
連休最終日の昨日は、修学旅行生の姿もなく、ゆっくりと資料館を見学し平和公園の散策ができるいつもの風景を取り戻していました。
原爆ドーム方面には行かずに、ここで帰宅しました。
いのちとうとし
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