三原地区・府中地区の4月「19日行動」
今月も三原の藤本講治さんと府中の小川敏男さんから、各地区の「19日行動」の報告が届きました。
【三原地区】
4月19日火曜日、17時30分から三原駅前に19人が参加して平和憲法を守る「19日行動」を行いました。ロシアによるウクライナへの侵攻が続く中、多くの人命が失われています。
スピーチした政平智春さん、寺田元子さん、高木武子さん、中西一夫さん、岡崎敏彦さん、齋尾和望さんは、口々にロシア・ウクライナ戦争を引き起こしたプーチン政権への批判とともに、危機に便乗して憲法9条の改悪、非核三原則の見直しや敵基地攻撃能力の保有などの発言を繰り返す自民党政権や日本維新の会などの改憲勢力を批判し、改憲阻止に向けあきらめずに行動を継続することを訴えました。
齋尾さんは、「私たちは2015年9月の戦争法(安保法制)の強行採決・強行突破以来、毎月19日をポイントにして戦争法の廃止、憲法9条を守ろう!と街頭で訴えている。この間、改憲の流れを止めてきているが、今、大変厳しい状況に追い込まれている。改憲勢力は、ロシアによるウクライナ攻撃が追い風となり『日本は危ない。9条を取っ払って軍隊をもって自衛隊を海外へ派兵する。敵基地の攻撃も行う。核兵器の共有論まで飛び出している』こうしたことはかつてなかったことである。私たちは、絶対に憲法9条(戦争放棄・戦力の不保持・交戦権の否定)を守っていかなければならない。侵略戦争は絶対止めなければならない。力づくで物事は解決できない。それは歴史が証明している。それを憲法9条は世界に示してきた。だからこそ世界から『日本の憲法は宝だ』と言われている。そのことによって日本は77年間、平和が維持されてきた。私たちは、今回のウクライナ問題に乗じて憲法を変えようとする勢力と対峙して、平和憲法を守るためにがんばっていきます。」とスピーチしました。
藤本講治
【府中地区】
安保法制に反対する府中市民の会の4月の19日行動の報告です。
府中市は市議会議員選挙中のため最初からマイクなしのスタンディングのみ行うと決めていました。
石岡真由海さん作の横断幕はロシア語とウクライナ語,そして英語で書かれていて、なんとか戦争をやめさせようという気持ちが入った力作です。
ところが、選挙応援のためか、まさか選挙期間中はせんだろと思われたのか多くの参加はなく、3名だけの行動となりました。
しかし、いつものように15時30分から上下町Aコープ前で、17時ちょうどから府中天満屋前で、それぞれ30分間アピールしました。
小川敏男
【編集後記】
小川さんの報告のとおり、府中が市議会議員選挙中でしたので、中止になったかなと思っていましたが、少人数でも実施されたようです。「継続は力」ということを感じます。
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