4月の「3の日行動」‐広島
「戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会」は、日曜日の昨日午後1時から本通電停前で、4月の「3の日行動」を行いました。
広島県内で新型コロナ対応の「まん延防止等重点措置」が解除された初めての「3の日行動」となりました。一月前とは、ずいぶん人の流れが多くなっています。
今月の「3の日行動」は、プーチンによるウクライナへの軍事侵攻に抗議し、直ちに停戦を求める声を上げようということでしたので、「ウクライナに平和を!」「プーチンは、侵略やめよ!」の2枚の横断幕が準備されました。
参加者一人ひとりが掲げるプラスターには、「核戦争するな 原発襲うな」「核兵器共有断固反対」「今こそ9条 平和な世界を」「ウクライナに平和を」「ロシアは国連憲章を守れ」などのアピールが書かれていました。
マイクを握ったのは6人です。私もその一人として訴えました。
もちろん一番に訴えたことは、プーチンの侵略戦争に抗議し、「直ちに戦闘行動を中止せよ」そして「ウクライナの人々に人道支援を急ごう」ということでしたが、それと共に「戦争や武力行使が行われれば、一番の犠牲になるのは、守られるべき市民の命や暮らし。テレビに毎日流れる映像を見れば、それは明らだ」ということを訴えました。さらに「日本の国内でもこの機とばかりに『核兵器共有論』や『軍備増強論』が声高に叫ばれているが、本当に武力によって国民を守ることができないということをこの事態の中から学ばなければならない」ことを強調しました。
そして「戦争が始まるのは、結局のところ政治の失敗だということ。真に国民の命を守ろうというのであれ、軍備を増強する事ではなく、戦争や軍事行動が起こさせないために徹底した外交の努力が必要だ。それこそ、平和憲法の精神だ。もし日本が戦争に巻き込まれた時を想像してほしい」と訴えました。
もちろん、喫緊の課題は「ウクライナに平和を」もたらすことであり、犠牲を強いられているウクライナ市民への支援を強化することですので、そのことは最後に改めて強調しました。しかし、この事態の中で、どうしても考えざるを得ないのは「今の事態をどう考え、なぜプーチンの暴挙を阻止できなかったのか、本当にこの事態に至るまでに止める道はなかったのか」ということを思うからです。
私が、一番に訴えたかったことは、そのことです。
昨日の「3の日行動」には、50人の参加がありましたが、その中には若い女性たち姿があり勇気づけられました。
いのちとうとし
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