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2022年4月16日 (土)

「チェルノブイリデー」か「チョルノービリデー」か

アメリカの臨界前核実験に抗議する座り込みを行った13日の午後5時から、4か月半ぶりの広島県原水禁常任理事会を開催しました。

「被爆77周年原水爆禁止世界大会」の開催要項などが議題になりましたが、少し論議になったのが、毎年4月26日の昼休み時間に実施している座り込みの名称をどうするのかです。

1986年4月26日、旧ソ連のチェルノブイリで原発事故が発生して以来、翌年の4月26日から毎年広島県原水禁は、原発事故被害者の救済、脱原発社会の実現を求めて、慰霊碑前での座り込み行動を続けてきました。当然ですが、「チェルノブイリデー」の名称で参加を呼び掛けてきました。

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昨年のチェルノブイリデー

ところが最近日本政府は、この「チェルノブイリ」の名称がロシアが表記だからということで、ウクライナ語名である「チョルノービリ」に変更することにしました。マスコミ報道も一斉に、「チョルノービリ」の名称を使うようになりました。

そういう事情から、常任理事会でも4月26日の行動の名称を「チェルノブイリデー」のままにするか「チョルノービリデー」に替えるのかが議論になったのです。

「チョルノービリデー」に替えようという意見は出ず、従来通り「チェルノブイリデー」を使うことになりました。

その大きな理由は、原発事故が発生した当時は、旧ソ連領で「チェルノブイリ」の名称で呼ばれており、一つの固有名詞として考えてよいのではないかということです。

事前に原水禁本部にも問い合わせましたが、原水禁も引き続き「チェルノブイリ」を使用するということです。

今年の「チェルノブイリデー」は、新たな状況の中で実施することになります。

言うまでもないことですが、ロシア・プーチンのウクライナへの軍事侵略は、原発が軍事行動の下でいかに危険なものかが、事実として示されてしまいました。チェルノブイリ原発は、すでに閉鎖されていますが、それでも深刻な事態を招きました。ウクライナには、いまもチェルノブイリ以外に15基の原発が稼働しています。チェルノブイリだけでなく、ザポロジェ原発もロシアの軍事攻撃を受けたといわれています。原発の危険性が、改めて浮き彫りになっています。

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今年の「チェルノブイリデー」の座込みは、4月26日(火)12時15分から30分間例年通り慰霊碑前で実施することを確認しました。

今年の「チェルノブイリデー」の行動にぜひ参加してください。

いのちとうとし

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