友人が始めた「ウクライナ人道支援チャリティー版画販売」
「今般のウクライナにおける人道危機の発生により多くの尊い命が犠牲となっています。この状態を知るにつけ私たちにも何か出来る事はないかと考え作家笠井正博さんご協力のもと、今回ウクライナ支援チャリティー版画販売を行い、その売上げを全額寄付することにしました。
尚、この売上は一般社団法人ピースボート災害支援センターを通じウクライナ人道支援にお届けいたします。」
私の40年来の友人で、私がしょっちゅう足を運ぶ「ギャラリーたむら」のオーナー田村宗忠さんが始めた「ウクライナ人道支援チャリティー版画販売」の前書きです。
ロシアのプーチンによるウクライナへの軍事侵略が開始されて以来、私がギャラリーたむらを訪れる度に話題になるのは、犠牲となった市民、避難を余儀なくされ親子離ればなれとなって隣国へ避難せざるを得ない家族、破壊される街など戦争被害を受けるウクライナ市民のことでした。
そんな中先日、田村さんから、「相談があるので時間が合ったら店に来てくれませんか」との電話が入りました。
相談は、「ウクライナの人に何とか支援をしたいと思っていたが、私ができるのは、手持ちの版画を売って、全額を寄付することだと思いついたので、どういうふうにやったら良いだろうか」ということでした。
私も少しだけ知恵を出して、21日から「ウクライナ人道支援チャリティー版画販売」がスタートしました。
チャリティーの要領は次のとおりです。
販売する作品は、「花びらたち」とタイトルのついたシルクスクリーンで作成された版画100枚。
作者:笠井正博
サクラの花びらをえがいた綺麗な作品です。
サイズは、14×14cm
シート 1枚 ¥2,000.-(税込み)
売上金は、全額、現地で支援活動をしている「一般社団法人ピースボート災害支援センター」を通じて、ウクライナの人道支援に使われます。
店頭販売を基本としますが、送付を希望する人には、送料¥370-を負担していただければ、送付も可能です。
― お問合せ・販売 ―
広島市中区三川町10-17 ホンジョウビル2F
ギャラリーたむら
TEL 082-241-7739
FAX 082-240-7371
E⁻mail gallery-tamura@tuba.ocn.ne.jp
作品には、笠井正博さんの「ウクライナを憂う」というメッセージが付けられています。
一人でも多くの人が、友人田村さんの思いに共感していただければ嬉しいです。
私たち夫婦は、すぐに協力しました。
いのちとうとし
[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« 三原の3月「19の日行動」 | トップページ | わが家でも花が次々と咲いています。 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 旧陸軍輜重隊の被爆遺構の公開と被爆石(2024.11.24)
- ベトナムの歴史(その34) ― ベトナム Now Ⅳ― (2024.11.20)
- 企画展「広島を撮り続けてー大段徳市によるふるさとの記録-」(2024.11.18)
- 50周年を迎えた金剛山歌劇団公演(2024.11.13)
- 初日に行きました「紙屋町シャレオ古本まつり」(2024.11.12)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ユーロシマ(2024.12.07)
- 被爆二世裁判広島高裁判決前集会(2024.12.06)
- ヒロシマとベトナム(その64) ~南シナ海をめぐる動向-8~ (2024.12.05)
- 12月の「3の日行動」(2024.12.04)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- ヒロシマとベトナム(その64) ~南シナ海をめぐる動向-8~ (2024.12.05)
- 12月の「3の日行動」(2024.12.04)
- 「平和記念式典招待者排除基準の作成に反対」を広島市へ要請(2024.12.01)
- 久しぶりに参加した「護憲大会」(2024.11.26)
- 既成事実を作って島根原発2号の再稼働を急ぐのか!(2024.11.25)
「#平和推進」カテゴリの記事
- ヒロシマとベトナム(その64) ~南シナ海をめぐる動向-8~ (2024.12.05)
- 12月の「3の日行動」(2024.12.04)
- 「広島市平和記念都市建設法」と第1回「平和宣言」(2024.12.03)
- 「平和記念式典招待者排除基準の作成に反対」を広島市へ要請(2024.12.01)
- 国鉄原爆死没者慰霊之碑(2024.11.28)
コメント