三原の3月「19の日行動」
三原の藤本講治さんから、以三原での「19の日行動」の報告が写真と共に届きましたので、全文紹介します。
戦争をさせない三原市民行動の定例「19日行動」は、3月19日(土)13時30分から三原駅前に18人が参加して、「戦争NO!」「STOP THE WAR」などのプラカードを掲げて街宣活動を行いました。
街頭では、6人がマイクをもってロシア軍による軍事侵攻や原発攻撃、核兵器による威嚇に対して抗議の意思を示し、「軍事対軍事の対決」ではなく憲法9条を生かした平和外交の努力が必要であると訴えました。
1945年生まれの岡﨑敏彦さんは、①戦争とは殺すか殺されるか。戦争は兵隊と兵隊がやるだけではない。小さい子どもからお年寄りまで無差別に攻撃される。これが戦争の実態である。ウクライナの状況を見ているといつ戦時中の状況がやってくるかもしれない。決して遠い国の戦禍の話しではない。
②今、憲法を変えようとする動きがある中、ロシアの軍事侵攻がきっかけになって憲法改正の動きが加速することに危惧している。先の世界大戦で悲惨な体験の反省から、もう二度と戦争はしてはいけない。人を大切にし、平和に生きる権利を世界で唯一、声高らかに謳ったのが日本国憲法です。大変すばらしいことである。
③憲法前文には「絶対平和の国づくりを行う」と書いてある。被爆地広島出身の岸田首相には、憲法の精神をしっかり発揮してもらいたい。戦争を一日も早く止めて、世界平和が実現できるよう力を発揮していただきたい。それをやるかやらないかは私たちが日々しっかりと総理大臣の言動を監視し、いけないことはNO!と言うことが必要だと思う。
④最後に「良い戦争はありません。悪い平和もありません。私たちは、戦争と平和を考え、安心して暮らせる日本の国づくりのためにがんばり合いたいと思います」とスピーチを行ないました。
私たちは、先のアジア・太平洋戦争で多くの人命を失いました。その無謀な戦争の反省から「もう二度と戦争はしない」と誓いました。戦後76年間、日本は戦争をしないで平和を守ってきました。武力では平和を守られません。戦争をしないという私たちの決意である憲法9条を守り、憲法改悪を許さない運動を進めていかなければなりません。私たちが今できることは、地域や職場から戦争反対の声を上げていくことです。戦争をさせない三原市民行動は、これからも毎月の「19日行動」を継続していきます。
藤本さんありがとうございました。行動を継続しておれている三原のみなさんに敬意を表します。
いのちとうとし
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