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« 核廃絶運動のこれから (2) ―――転換期を迎えているのではないか?――― | トップページ | 2022.1月のブルーベリー農園その1 »

2022年1月 7日 (金)

ドイツからの便り―その1

このブログに何度かドイツ事情を届けていただいたベルリン在住の福本まさおさんから、14日に新年のあいさつメールが届きました。ドイツのコロナ状況が書かれていますので、本人の了解を得て、紹介します。

 


あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

メールありがとうございました。小生元気ですが、ここにきて周辺に感染者が何人か出ています。3回目のワクチン接種も終わり、副反応もありませんでした。

ドイツではまだ、オミクロンの影響はフランスほど大きくないですが、デルタ株の影響で、いろいろ制限があります。感染者はまだ5桁台ですし、死者は毎日3桁ですかね。

ベルリンでは、ワクチン2回接種したか、回復者でないと、お店に入れません。スーパー、薬局は別ですが。コンサートなども、それに加えて24時間以内にした抗原検査による陰性証明を見せないと、入れてくれません。

これから、オミクロン株が広がってくると思いますが、どうなるかですね。3回目のワクチン接種率は40%くらいに増え、政府は今月中にさらに、3000万人接種させたいといっています。ただ、2回ワクチン接種した割合がまだ72%くらいにしか増えていないので、これからワクチン接種を義務つけることで国会で議論がはじまります。議員立法となる見込みです。

なおドイツの世界的権威のウイルス学者は、オミクロン株は、コロナウイルスがインフルエンザのように、ウイルスと一緒に生きていけるようになる兆しを示しているのではないかとも発言しています。ただ現在、ファイザーワクチンを開発したドイツのバイオンテックが、オミクロン株用の新しいワクチンを開発していますが、それが認可されたら、4回目の接種が必要になるだろうともいっています。

日本でも報道されているかもしれませんが、ドイツの新政権は、核兵器禁止条約締約国会議でオブザーバーになると連立協定に盛り込んでいます。そのために今後、NATO内で調整して承諾を得ることを考えているようです。ノルウェーもオブザーバーになる意向ですね。

そうですね。ドイツにくるのはまったく簡単ですが、日本に帰える時のほうが俄然たいへんで、現在ドイツからだと、日本に入国後すぐに6日の強制隔離、全体で2週間の隔離が必要で、空港から自宅まで公共交通も使ってはなりません。

こういう状況ですが、健康で、よいお年をお迎えください。

ふくもと


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日テレ・2021年12月22日放送

 このメールで、ドイツではすでに3回目のワクチン接種を40%の人が受けていることがわかります。2回接種を受けた人は、日本では78.4%(官邸情報1月5日)ですから、ドイツよりやや高いようですが、3回目はまだ0.5%の人(医療関係者)にとどまっていますから、ドイツよりずいぶんと遅れていることがわかります。

福本さんのメールの最後の「そうですね」以下の内容は、「コロナ過ではドイツを訪問が実現するのは、かなり時間がかかりますね」という私のことばに答えてくれたものです。

ところで、このメールを読んで、私が興味を持ったのは、後段に書かれている「ドイツ新政権の核兵器禁止条約締約国会議にオブザーバー参加する」の情報です。このニュースは、日本でも報道されましたので知ってはいましたが、もう少し詳しい情報が知りたいと折り返しいくつかの問いのメールを送りました。丁寧な回答(2回の修正を含め)が届きましたので、その内容を9日に紹介したいと思います。

いのちとうとし

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