11月の「19日行動」―三原、府中
10月の「19日行動」は、衆議院選挙の実施を受け中断を余儀なくされましたが、三原、府中から「再開した報告」が届きました。
府中地区―いつものように小川敏男さんが、写真と共に石岡真由海さんのフェイスブックの情報を届けてくださいました。
今日はまちかどツアーの日。上下Aコープ前8人、府中天満屋前10人でスタンディング。
スピーチは、安保法制の違憲性、衆議院選挙での野党共闘の成果、府中市の財政、
現政権の環境や人権政策への怠慢、政府の民主主義無視と科学的検証の不在が地方にまで
蔓延していることなど、多くのことが代わる代わる語られた。
車窓から手を振ってくれる方、Vサインを送ってくれる方などにとても励まされる。
政治も教育もまちづくりも「即席」は無い。粘り強く歩き続ける。
三原地区―今回も藤本講治さんから、写真と原稿が届きました。
11月20日(土),13時30分から三原駅前に18人が参加して街宣活動を行いました。参加者は,10月末に行われた総選挙で改憲を推し進める勢力が「3分の2」を占めたことを受けて,危機感をもって街頭に立ちました。
6人の弁士から,「今,戦争が起きたらいったいどのような社会になるのか。私たちは歴史にしっかり学び,過ちなき選択をしなければならない。日本国憲法の精神を理解し実践し生活を高め合っていく。これが私たちの憲法を守る基本的な考え方である」。
「安倍政権時に集団的自衛権行使の容認など戦争法が強行成立。しかし,私たち国民の運動によって憲法9条(戦争しない・武器を持たない)を変えさせなかった。岸田政権の下で自衛隊を国防軍にしたいという考えは変わっていない。先に亡くなられた被爆者坪井直さんの言葉『ネバーギブアップ』。私たちも諦めないで粘り強く戦争をさせない運動を行っていく」。
「先の通常国会で国民投票法が改正されたことに加えて,国民の憲法に対する課題の気薄さがある中での選挙結果である。今後,加速されるであろう憲法審査会の動向に注視しなければならない。平和憲法なくして,私たちが豊かに安心して暮らせる社会はこない。憲法を暮らしに活かす政治を求めて,地道な行動を積み上げていきましょう」など総選挙の結果を受け,ホットな政治状況や考え方,私たちが何をしなければならないのか声高に訴え,街頭行動を終了しました。
【編集後記】
選挙は、総がかり行動の思いが伝わる結果とはなりませんでしたが、「憲法改悪」を許さない次の闘いに向けて府中、三原地区では、決意新たに「19日行動」が再開されました。勇気がもらえる報告です。「ネバーギブアップ」の精神での活動の継続が求められています。
いのちとうとし
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