「戦争と平和を考える子どもの本展inヒロシマ2021」
22日の中国新聞で紹介された「子どもの本・九条の会」が主催する「戦争と平和を考える子どもの本展inヒロシマ2021」に行ってきました。会場は旧日本銀行広島支店です。
主催者の「子どもの本・九条の会」、広島では初めて聞く名前です。そのはず、2008年に設立された会ですが、活動の拠点は東京だということです。この展覧会、東京では毎年開催されているのですが、以前から希望が実り、今年ようやく広島での初めての開催が実現したそうです。
会場には、戦争と平和をテーマにした国内外の絵本・児童書が、「核兵器と原発に関する本」「戦争と平和に関する本」「各地の空襲、平和についてのお話絵本」などのテーマごとに約300点展示されています。何冊かは見たことがある本もありましたが、初めての本がほとんどです。
展示されているのは本だけではなく、「おこりじぞう」など5冊の本の原画も展示されています。
メインの会場の最初の展示は、今年7月22日に亡くなられた児童文学作家那須正幹さんを追悼するコーナーです。
テーブルに並べられた那須さんの多くの本と共に絵本「絵で読む広島の原爆」の原画が展示されています。絵の作者は、西村繁男さんです。この本は、私の書棚にも1冊ありますが、見開き2ページを使って1枚の絵が描かれています。ですから、原画も横長のかなりの大きさです。
一枚は拡大して紹介したいのですが、「写真撮影は全体としてはOKですが、原画単品での撮影はできません」とのことですので、上写真から横長の大きさを想像してください。
次に移動します。那須さんのコーナーの奥に、気になる原画展示がありました。
今年1月に発刊された絵本「いぬのふるさと」の原画です。作者は、絵・文とも鈴木邦弘さんです。置かれていた本のチラシには「あの日から10年―遠い町で一人ぼっちになった犬は、ある日、故郷をめざした。」と書かれ、さらに「原発事故の被災地に何度も足を運び、取材を重ねた著者にしか画けなかった絵本」と紹介されています。福島原発事故による被災地の今を描いた作品です。
ここでも原画そのものは写真撮影できませんので、絵の雰囲気を知ってもらうため、会場の置かれていた絵の一枚が使われているチラシを紹介します。
この絵は、「福島10年 見えない放射能を描く」と題して、昨年6月30日から7月11日まで東京新聞に掲載されたものです。
この「子どもの本展」では、本や原画の展示と共に23日、24日の二日間はトークイベントも開催されます。
最終日の今日のトークイベントは、午前11時からの「『チンチン電車と女学生』の笹口里子さんの被爆証言」、15時からは「絵で読む広島の原爆」の原画作者西村繁男さんの講演など4つの企画が予定されています。
今日が最終日ですが、時間があれば、立ち寄っていただきたい展示会です。
いのちとうとし
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