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2021年9月22日 (水)

9月の「19日行動」―広島、府中、三原

憲法違反の安全保障法制が、参議院で強行採決され成立してからちょうど6年目を迎える19日、県内各地で「19日行動」が行われました。

「戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会は、最近は「3の日行動」として毎月3日にアピール行動を行ってきましたが、今月は節目ということで、3日に続き19日も街頭行動を実施しました。府中地区、三原地区は、いつものとおりの19の日行動が展開されました。

各地の行動の様子を紹介する前に、「安全保障法制」制定の後何が変わったのか、私なりの思いを述べてみたいと思います。

第1は、それまで政府が「憲法違反」として否定してきた「集団的自衛権の行使」を認めたことに象徴されるように、憲法を無視する政治が当たり前のように続いているということです。まず、国会審議の形骸化です。森友問題、加計学園問題、桜を見る会、河井夫妻の買収事件などなど、どれ一つとっても、まともに野党の質問に答えたことはありません。コロナ対策もそうですが、国民の声は、無視され続けています。

その象徴は、「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない」と定めた憲法53条も平気で無視して、国会を開会せず、法律や予算を成立させることのできない閉会中審査でお茶を濁しているのです。今までも、憲法が尊重されないことは、たびたびありましたが、安保法制成立後は、憲法無視、違反が当たり前のような国会になったしまったと思うのは私だけでしょうか。

第2は、自衛隊の装備や訓練が大きく変容したことです。防衛費予算が、ぐんぐんと拡大し、攻撃型の装備に変質してきたことは、周知の事実です。と同時に、注目すべきは自衛隊が行う他国との共同訓練が大きく変質し、拡大していることです。日米印豪の共同訓練をやっていたかと思ったら、5月には、日米仏印4カ国の共同訓練、8月には日米英豪4か国による共同訓練が実施されました。しかも同盟関係という言葉まで使われ始めています。そして、イギリスの最大空母が横須賀に入港したのもびっくりです。「限定的な集団的自衛権だ」といったのは誰だったのでしょうか。共同訓練を繰り返すということは、「もし」の時に一緒の行動することに繋がらないと誰が言えるのでしょうか。

そんなことを考えながらの「19日行動」への参加でした。

 

広島

いつものとおり、本通電停前での街宣でした。午後2時から、今回は立憲野党の3党の代表が参加しての行動となりました。メインスローガンは総選挙も近づいていますから「アベスガ亜流政権はノー 野党が政策合意 さあ政権交代」でした。野党3党代表のアピールに続き、河井買収問題の深層究明を求めるアピール、続いて弁護士の山田延廣代表世話人が「違憲の安全保障法制は撤廃するしかない」ことを強く訴えました。

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そして三次地区で行動を続ける小武正教さん(ミャンマー市民の訴えを聞く会)から、2月1日の軍事クーデター以降のミャンマーの現状を紹介し「日本政府こそ、軍の行動中止させる役割がある」と訴えました。

1時間の行動参加者は、60人でした。

 

府中

小川敏男さんから届いて報告です。

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今月から冬時間となり30分繰り上げ、いつものように上下町のAコープ前は午後3時から9人の参加、府中天満屋店前は午後4時30分から12人の参加でリレートークとスタンディングを行いました。

主に「自民党の総裁候補は、河合夫妻の1億5千万円汚職事件の説明責任を果たせ」「「喜ばしいニュースは市民会連合が野党4党と政策合意をしたことだ」「来るべき衆議院選では政治は市民の1票で変えられるということを投票で示そう」などを訴えました。

 

三原

藤本講治さんから届いた報告です。

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今回の行動のスローガンは、「9.19私たちは忘れない!強行採決から6年!」です。

メインの横断幕をリニューアルし、いつものように三原駅前で23人が参加して街頭行動を実施しました。弁士は6人。「総裁・首相が交代しても憲法改正は自民党の党是であり,改憲策動は止まない。私たちは,憲法違反の戦争法(安保法制)の廃止。9条改憲NO!の声を上げ続けていく」などと訴えました。

 

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