ワクチン接種を決断 因果関係を明確に
デルタ株の感染拡大により、これまで接種に関心の低かった若者を中心に接種の動きが広がってきました。先日東京では長蛇の列、抽選へと人々を困惑させていました。一方でワクチン接種を見送る人も少なくありません。理由に副反応の怖さ、ネットでのデマによるものも多いようです。
最近では県内でも基礎疾患もないのに接種後亡くなられたというニュースが流れました。(全国ニュースでは大きく取り上げられていませんが)
基礎疾患がある私は、当初絶対に接種しないと決めていました。また、ワクチンの開発後あまり時間が経過していないまま実用化されていることも不安な要素です。
しかし、コロナ感染の確率がワクチン未接種の人ほど高く、1回接種さらに2回接種と進むにつれ、2回接種で90%以上の人は感染確率が低いという調査結果を基に、2回接種をやっと決断しました。また、ワクチン接種の有効期限は?と疑問に思った時、どこまで正確かはわかりませんが、8か月程度と言う人もいます。となると多くの人が同時に毎年接種しなければ、感染状況はいつまで経ってもエンドレスに。私を含め一人一人が接種に協力してコロナを終息に導くためにも決断は正しいと思いました。政府にはワクチンの供給を万全な状態にしていただきたいものです。
しかし、先日亡くなられた方を含め、これまで亡くなられた方の接種との因果関係について厚労省の部会で、病理解剖の結果待ちであることを理由に、「死亡とワクチンの因果関係は評価できない」というコメントが出ました。それよりも先に製造元と国内供給を担っている薬品会社は「現時点では因果関係については確認されておらず偶発的に生じたもの」としていました。私はこれらのことが納得いきません。回答があまりにも尚早で、国が責任を持てないワクチン接種は正直打ちたくないものです。このような発表をある程度想定はしていましたが、ワクチン接種を強く推奨する割に接種後に亡くなっても因果関係が評価できないで済まされる現実は疑問です。
またニュース報道では、接種後の死亡例のことをあまり出しません。因果関係がないからなのか、接種のスピードがなくなると感染拡大が収まらないという理由なのかわかりません。
しかし、これまで国内では約1,100人(8月31日現在)が接種後亡くなられています。これが偶然で片づけられていいわけがありません。打つか打たないかは個人の選択肢であり、国、県、市がまた職場で強制するものでもありません。いろんな情報を基に個人が判断すべきものです。そのためにも死亡事例もしっかり報道すべきだと思うのですが。
安佐南区 輝き
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