「19日行動」―府中・三原からの報告
今月も、府中と三原地区の[19日行動」の様子が届きました。府中地区の行動は、石岡真由海さんの報告を小川敏男さんから、三原地区の行動は、藤本講治さんから写真とともに送られてきましたので、掲載します。
【府中地区】
府中地区は、いつものように上下と府中の2カ所で実施しました。
上下は、15時30分から上下Aコープ前です。9名が参加した。
府中は、17時ちょうどから府中天満屋前です。12名が参加しました。いずれも、30分間の行動でした。
府中市でも感染者がじわじわとぶり返し、豪雨後の警戒も続く中での開催。直前まで迷いましたが、度重なる政権の失策にいてもたってもいられず、スピーチの内容を反映する横断幕「コロナ対策の不備、五輪強行、平和軽視、金権腐敗・・・この怒りを投票へ」を急遽掲げてのスタンディング&リレートークとなりました。
スピーチでは、アフガニスタンの状況になぞらえて政権の信頼と誠実な運営がいかに大切か、医療危機がすでに始まっている現状や今頃?と思うような対策でやってる感しか出さないコロナ対策のお粗末さ、広島・長崎の平和祈念式典での首相の読み飛ばしや遅刻など平和追求に対する意識の欠如など多くの項目が指摘されました。それらは皆安保法制を強行採決した側の人々が行なっているという事実に、コロナ下にあっても対策をとりながら声を上げていく必要性を、今日も強く感じました。
(石岡真由海)
【三原地区】
8月19日,17時30分から三原駅前に15人が参加して定例の街宣活動を行いました。
街宣を通して8月6日(広島原爆の日),9日(長崎原爆の日),15日(終戦記念日)を迎えて,改めて核兵器廃絶と恒久平和,そして戦争させない運動の強化を誓い合いました。
6人の弁士から,①「安倍政権は,6年前の2015年9月に戦争法を強行成立させる時,積極的平和主義と言ってきた。積極的平和主義とは,軍備を持つことである。戦争をするとか侵略するとは言わずに,国民の多くはこれにだまされた。この戦争法が我々をおおいつぶす今日の状況である。今日の自民党政権は,戦争を推し進める富国強兵,交戦政権である」(政平智春さん)。➁「東京オリンピックの開催によりコロナ感染が爆発的に増えた。菅政権はこれから開かれるパラリンピックの中止を決断し,一日も早く臨時国会を開会してコロナ対策を行うべきである」(寺田元子さん)。➂「コロナ禍で国民の生活,明日の生活がどうなるのかという時に,オリンピックの費用が開催するまでは1兆7千億円と言われていたが,終わってみたら20兆円もの膨大なお金が使われている。」(高木武子さん)。④「アフガニスタンへの戦争,今日まで米軍の爆撃,テロによって16万人の死者が出でいる。3人に1人がアフガンの民間人だと言われている。報復戦争は間違いである。武力では平和は守られない」(寺田明充さん)。⑤「今日の新型コロナ感染拡大の状況を考えると,国民の命を守ることが第一である。私たちは,国のあり様,政治のあり様を考えていかなければならない。来る総選挙では,平和で戦争のない社会,福祉の充実,市民生活が保障される社会,外国人の雇用や人権が保障される法整備,未来を担う子どもたちが安心して学べる法整備を政治が作る責任がある。こうした政治をめざして菅自公政権にNO!を突きつけましょう」(冨中豊彦さん)。
⑥「今の政治状況,6年前に戦争法が作られ着々と戦争のできる法ができてきている。菅政権の本質を見抜き,戦争がどんなものかもう一度考えていこう。明日の天気は変えられないが,明日の政治は変えられる。このことをしっかり肝に銘じて秋に行われる総選挙に向かっていきましょう。そして,戦争のない名実ともにいのち,暮らし,平和が守られる日本にしていきましょう」。(岡崎俊彦さん)と菅政権の政策を批判しました。
来月9月の「19日行動」は,戦争法強行採決から6年目。今月の行動は,長雨が続いたことやコロナまん延防止対策などで参加者が限定した感がありましたので,戦列を整えて街頭行動に備えていきたい。
(藤本講治)
【編集後記】毎月「19日行動」の報告、ありがとうございます。県内各地で粘り強く取り組んでおられる様子が伝わり、「私たちもがんばらなければ」という思いにさせられます。報告をいただいた3人に感謝です。
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