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2021年7月26日 (月)

8月6日には、オリンピックの会場で全員黙祷を! 第3回 ――寄付なしでも、署名はカウントされます――

8月6日には、オリンピックの会場で全員黙祷を! 第3回

――寄付なしでも、署名はカウントされます――

今回で、change.orgを通しての署名運動について、3回目になります。

一回目の記事はこちら、二回目はこちらを御覧下さい。

テーマは、「8月6日には、オリンピックの会場で全員黙祷を!」です。

オリンピックの会期中の8月6日8時15分に、オリンピック会場で選手はじめ参加者全員で黙とうを奉げるよう、主催者であるIOCや組織委員会等が呼び掛けて欲しいという趣旨です。IOCのバッハ会長が特別待遇を受け、また多くの反対意見のある中の広島訪問でしたので、公的な立場で、しかも公的な場で広島を訪問した責任を果す必要があるからです。

ここ数年で、日本社会を変革するために大きな役割を果し始めている「change.org」のサービスを使っての署名運動ですが、7月20日の午後10時現在で、2,000人近くの方から賛同して頂きました。嬉しいことに、7月25日の昼過ぎ、署名数は14,000を超えました。御賛同下さった皆様、有難う御座います。また、シェアして下さった方々、そして広告のための寄付をして下さった方々、心より感謝致します。

また、共同通信を始め、このキャンペーンを取り上げて下さったマスコミの方々にも御礼申し上げます。

210725

7月25日午後6時過ぎのchange.orgのキャンペーン管理ページから

今日は、一見矛盾する二つの点に触れさせて頂きます。一つ目は、「賛同」しようとすると現れる「広告や寄付のお願い」です。これは無視して下さっても、署名はカウントされます。すでに御賛同頂いた方は経験済みですのでお分り頂けているだろうと思います。そしてその方たちにも、「広告」や「寄付」のお願いが頻繁に現れますが、手続きに従って、「賛同」して頂くだけで、「一票」になりますので、この点はまだこれからの方にもお伝え頂けると、心理的な助けになるかもしれません。

二つ目は、これまで、二度にわたって、数時間の内に賛同数が約10倍に急増するという現象がありました。理由が良く分らないのですが、以下私の推測です。

仮に、複数の方が「広告」のための寄付をして下さったとして、何人かの方の寄付の総額が一定額になったときに、それに比例してchange.orgから出される、このキャンペーンについての通知のメール数が多くなる、と仮定すると疑問が解けるのです。その通知メールを見た、これまでchange.orgでほかの署名運動にも参加した人たちが、賛同のクリックをしてくれた、と考えられるからです。

これはあくまで、私の推測ですので、本当かどうかは分りません。とにかく今までと同じように、私はe-mailでできるだけ多くの人に働き掛けたいと考えています。

そして、御賛同頂いた皆様のお名前を組織委員会とIOCに届けるためにはどうすることが一番効果的なのか、検討中です。

今後とも、御協力宜しくお願いします。キャンペーンのサイトのURLを貼り付けます。

そして、改めて、change.orgに掲げた趣意書をここに再掲します。

**************************************

8月6日の8時15分に、オリンピック会場で全員黙とうを!

《「平和の祭典」を日本で開く意味》

皆さんご存知のように、オリンピックは「平和の祭典」という看板を掲げてきました。古代オリンピックでは、「オリンピック休戦」が行われていたこともよく知られています。そして日本で開かれるオリンピックに意味があるのは、「広島・長崎」の被爆体験そして被爆者のメッセージが、世界的にも平和の象徴になっているからです。

コロナの感染が広がる中、また多くの反対を押し切ってまでバッハ会長がIOC会長としての立場で広島を訪れたのは、この事実をIOCも会長自身も理解しているからなのだと信じています。そうであれば、「平和の祭典」であるオリンピックという場を通して、ヒロシマ・ナガサキのメッセージを世界に広める重要性についても、異論はないはずです。

《8月6日8時15分に黙祷を!

しかし、平和を実現するためには、スピーチだけではなく行動が必要です。それも多くの人が参加できるものであれば、その影響力はさらに大きくなります。

被爆76年目の8月6日がオリンピックの会期中、最終日の前日であることは偶然ではなく、主催者や関係者たちの心の願いの反映なのかもしれません。それを行動に変えて、8月6日の午前8時15分、全選手そして関係者が、被爆者のみならずすべての戦争犠牲者の慰霊と、核兵器の廃絶を柱にした世界平和実現への決意を表明する黙とうをしたらどうでしょうか。会場の外では、私たちも参加できますし、世界に呼び掛けて同時刻に世界中の人々が黙とうしてくれることも期待できます。

《オリンピック主催者から呼び掛けを!

残念なことに、広島でのバッハ会長のスピーチにも、これまでのオリンピックの主催者側からや広島市や県からもこのような考えは示されていません。しかし、せっかくの機会です。IOC、組織委員会、東京都、その他の関係者の皆さん、世界が注目するオリンピック大会の最終日前日の黙とうを呼び掛けて下さい。参加全選手やその場にいる関係者、さらには会場の外の日本ならびに世界の人々が、8月6日8時15分に、一緒に黙とうを奉げることで、「平和の祭典」であるオリンピックが日本で開かれた意味が明確に浮かび上がります。

8月6日の黙とうを、後世は必ずや、オリンピックからの積極的平和発信の記念すべき一里塚として記憶することになるはずです。

前広島市長  秋葉忠利

注  8月9日には会期は終わっています。8月6日を、長崎を含めての黙とうの日にしたいと思います。

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今後とも、御協力宜しくお願いします。キャンペーンのサイトのURLを貼り付けます。

[21/7/26 イライザ]

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コメント

たしかに、積極的な友でさえ
「寄付とかそのあとの追っかけ?!急き立て?!メールがちょっとね」と。

...どのような環境や背景の中でそれだけの数の人が意思表示をしているか...
...ごく少数が声を上げるか否かが...
そ、そうでした。
それは短期間にわっと!が望むところですが、
せめて、noisy minority の底力をを見せつけねば。

”「結局、大丈夫だったじゃないか」で、すませない”
(週刊金曜日7/23号↑東京五輪 赤川次郎さんインタビュー)
いや、本当に。

「硬い心」様

コメント有り難う御座いました。そしてオリンピックは終りました。

世論調査によると、過半数の人が「オリンピックを開いて良かった」と考えているようです。テレビはオリンピックに独占され、他に視るものがなくて、いくつかの競技を覗けば、選手たちの熱戦が繰り広げられていて最後まで視てしまう。その繰り返しで、「感動した」「良かった」になっている人も多いのでしないかと思います。

でも、組織としてのIOCや日本の組織委員会に大きな問題のあることは、終了後のバッハ会長の銀座観光がダメ押しになってしまいました。そして東京都や日本政府が深く関わり、何兆円ものお金が動いたのですから、私たち市民の立場から、きちんと客観的に整理して、オリンピックの全体像を把握しておかなくてはならないと思います。

「開いて良かった」で済ませてしまうと、政府の人権無視や主権者を蔑ろにする政治、それを操る政治家を増長させてしまいます。

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