コロナ感染拡大で「被爆76周年原水禁世界大会広島大会」オンライン集会に変更
昨日、広島県原水禁常任理事会、被爆76周年原水禁世界大会広島県実行委員会が開催されました。この二つの会議を経て、世界大会中央実行委員会とも協議を重ね、6月23日の会議で確認した「被爆76周年原水禁世界大会広島大会」の持ち方を大きく変更することになりました。
当初案では、広島大会の大会日程は、8月5日6日の二日間に短縮したうえで、全国からの参加者も大幅に少なくして開催することになっていました。しかしコロナの感染が急速に拡大していることを考え、広島大会の日程は、「変更はしないが、すべて観客を入れず、完全オンラインで開催する」ことになりました。
その理由は、コロナの感染が急速に拡大し、感染防止対策が急がれており、特に湯崎英彦広島県知事は、コロナ感染拡大防止のために「可能な限り、他県との往来は避けてほしい」と繰り返し、県民に呼びかけているからです。
原水爆禁止世界大会は、例年マスコミ報道を通じて、広く県民に周知されてきました。県知事が、「他県との往来の避ける」よう呼びかけている状況の中で、全国から参加者を集めて大会を開催することは、この呼びかけを無視することになると考えました。仮に感染拡大が進むことがあれば、直接的に原水禁大会が原因とならなかったとしても、大会そのものの意義が問われることになると判断し、苦渋の選択ですが、「広島大会は全てオンライン集会として開催する」ことにしました。広島大会の日程は、下記のとおりです。
「オンライン集会なら広島で開催しなくてもできるのではないか」という意見もあります。それでも全日程を広島で開催するのは、もちろん「広島大会」ということもありますが、短期間で変更に対処するためには、この方法が最も適当であると考えたからです。
これまで広島大会成功のため、準備、ご協力いただいた皆さんにお詫びを申し上げます。ただ、全ての行事を広島で実施することになりますので、現地実行委員会としての役割は担わなければなりません。会場係など引き続きご協力をお願いします。
「分科会」を除くすべての行事は、原水禁チャンネル - YouTubeでライブ配信します。「分科会」は、当日は録画のみを行い8月8日以降、原水禁ホームページ原水禁|核と人類は共存できない (peace-forum.com)にアップされる予定です。
少数になったとはいえ、中央実行委員会、事務局、分科会講師・報告者など県外から広島に来ることになります。当然のことですが、この人たちには全員、広島県が実施するPCR検査を受けるよう要請しました。
「広島大会」は、全国及び県内からの参加者を集めないことにしましたが、「福島大会」(7月31日)「長崎大会」(8月8日9日)は、現在のところ従来通りの方法で開催することになっています。
ただ、今後の感染状況次第では、広島大会を含めさらなる変更があることも確認しました。
いのちとうとし
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