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2021年6月27日 (日)

24日の行動―座込みと緊急要望書の提出

ちょっと遅くなりましたが、24日に広島県原水禁として取り組んで二つの行動の報告です。少し長くなりました。

 

関西電力美浜原発3号機再稼働に抗議する座り込み

関西電力は23日、40年を超えた原発の再稼働を行いました。広島県原水禁の呼びかけで、この再稼働に抗議する座り込みを、一日遅れとなりましたが24日午後0時15分から30分間平和公園慰霊碑まで実施し、最後に下記のアピールを採択しました。採択されたアピールは、すぐに関西電力に送付しました。

緊急の呼びかけ、そしてコロナ禍でしたが27名の参加がありました。前日の被爆76周年原水禁大会広島実行委員会結成総会に参加した原水禁国民会議北村事務局長も一緒に座込みました。

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美浜原発3号機の再稼働に抗議し、運転の即時停止を求める

 関西電力は昨日623日、運転開始から40年を超える、老朽原発の美浜3号機を再稼働させました。周辺住民をはじめとする県民、周辺県の反対や不安の声を無視した再稼働は断じて許されるものではありません。

 しかも、設置が義務付けられているテロ対策施設が期限に間に合わないため、4か月後の10月には再び停止することが決まったうえでの再稼働です。国内で多くの原発が40年を迎える中、まさに、「再稼働ありき」「実績づくり」に他なりません。

運転開始から40年を超える老朽原発の再稼働は、東京電力福島第一原発事故後に原発の運転期間が「原則40年、最長で延長20年」と定められ、あくまで再延長は、例外的であったはずです。しかし、国が「脱炭素社会」に向けて進めている計画の中で原発活用論が打ち出され「40年ルール」という原則が形骸化されようとしています。

老朽原発は、安全性、労働者被曝の増加、避難計画など、通常の原発にも増してさまざまな問題があります。

 東京電力福島原発事故以降、原発に頼らない社会の実現は世界的な流れです。

 福島の原発事故の教訓を忘れ、原発の安全神話を再び繰り返し、老朽原発を含む原発再稼働に突き進む政府や電力会社の姿勢は、住民の命や不安を置き去りにするものであり、決して許されるものではありません。

 福島原発事故は今も収束していません。今なお、避難を余儀なくされている福島の被害者を決して忘れてはなりません。

 今やるべきことは、再生可能エネルギーのさらなる開発など、危険な原発に頼らないエネルギー政策を推進することです。

核と人類は共存できません!

私たちは老朽化して危険な美浜原発3号機の運転の即時停止を強く求めます。

私たちは、原発なき社会を求める多くの市民とともに、これからもすべての原発の廃炉を求めて取り組みを進めます。

以上

2021年6月24日

「美浜原発3号機再稼働抗議・慰霊碑前座り込み行動」参加者一同  

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23日には、中国電力島根原子力発電所2号炉に対し、原子力規制委員会が事実上合格の審査結果を発表しました。島根原発を再稼働させない取り組みを強めなければなりません。一方で、東京電力福島第2原発の廃炉作業もスタートしています。

原発なき社会を実現させるため、声を上げ続けなければなりません。

 

「市民への現地説明会の実施を」-広島市に緊急要望書を提出

広島市が進めるサッカースタジアム予定地で進められている発掘調査によって、現地に被爆遺構でもある旧軍隊の広大な軍事施設の遺構があることが明らかになりました。

貴重な遺構をどう残すのかが課題となっています。広島県原水禁は、金子代表委員と高橋事務局長中谷常任理事が市役所を訪れ、緊急要望書を提出しました。少し長いのですが、全文掲載します。第一の要望している「市民への現地説明会」について、明確な回答はありませんでしたが、改めて検討することを約束させて申し入れを終了しました。

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サッカースタジアム建設予定地から出土した旧陸軍輜重隊施設遺構の現地公開及び保存についての緊急のお願い

  日頃から市民生活の向上、平和政策の実現に努力されていますことに敬意を表します。

 さて、先日615日にマスコミ各社が、広島市中央公園・サッカースタジアム建設予定地における埋蔵文化財の調査中に、旧陸軍施設の被爆遺構が見つかったと報じました。同時に、市内の被爆遺構の発掘例として過去最大級であり、「戦前の広島が軍都であったことを示す痕跡」とし、貴重な価値あるものだとしています。

 被爆都市広島市にとって、貴重な被爆遺構を保存することは、最優先の政策課題であるといえます。 私たちもこの報道に強い関心を持ち、貴市担当者に対し、現地説明会の開催などを要望していました。 しかし、現在までに明確な回答を得るに至っていません。

 今回の発掘調査が、「サッカースタジアム建設のため」に行われていることは、十分承知していますし、サッカースタジアムの建設を否定しているわけでもありません。

しかし、埋蔵文化財の発掘調査においては当然のことですが、調査を開始して見なければ、どのような貴重な資源が出てくるかは不明です。

 今回の調査で出土した物も、被爆地広島の歴史にとって、極めて貴重なものであり、私たちにとっても直接見学したいという思いを持つのは当然のことです。

しかし、残念ながら、現在のところ貴市は「現地での市民への説明会の開催はしない」と説明されています。

その理由の一つにコロナ禍であることがあげられていますが、幸いにして620日に広島県に出されていた緊急事態宣言が解除され、貴市も広島平和記念資料館をはじめ、公共施設の見学再開を決定されており、その障害は除去されたと考えます。

さらに、埋蔵文化財は、一度破壊すれば、復元することは極めて困難です。埋蔵文化財の調査は、ただ記録を残すだけでは不十分です。発掘されたものの評価によっては、当初の計画を変更し保存する道を選んだという事例は、これまでにも多々あります。

発掘された現場は、未来の市民を含めて市民の共有財産です。後世から、「この貴重な財産を葬り去ったのは、当時の広島市であり、サッカー・ファンだった」という声を起こしてはなりません。

つきましては、緊急の措置として、次のとおり要望しますので、ご検討いただき実現されるよう強く要請いたします。

1、市民への現地説明会を早急に実施すること

2、発掘された旧陸軍施設の被爆遺構について、早急に専門家の検討会を実施すること。その結論によって、保存を含めた継承方法を検討すること

3、その評価が確定するまで、現状を保存すること。

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なお、私たちが要望書を提出した翌日(25日)には、マスコミに対する現地説明会が実施されました。私も現地を訪れ、様子を見学しましたが、市民説明会も十分に可能だということが明らかになりましたので、改めて広島市に「市民への現地説明会の実施」を働きかけたいと思います。

いのちとうとし

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