宮島の包ヶ浦自然公園 ――初めて素晴らしさに触れました――
宮島の包ヶ浦自然公園
――初めて素晴らしさに触れました――
いよいよ5月も終りになりました。31日の月曜日は素晴らしいお天気で、コロナで委縮している気持を少しは伸び伸びさせたい気分になりました。とは言え、広島県には緊急事態宣言が出ていますので、県境越えを自粛するのは当然なのですが、隣の市や町に出掛けるのも控えた方が良さそうですので、廿日市市内で、しかも人との出会いの少ない所を探してみました。
ありました。宮島です。世界遺産に登録されていますし、世界的にも知名度が上っていて、コロナ禍以前は外国からの観光客で賑わっていたのですが、最近はそれほどでもないようです。その宮島の中でも、フェリーの船着場から近い厳島神社やロープウエイで簡単に行ける弥山と比べると、圧倒的に人出の少ないのが包ヶ浦自然公園です。夏には海水浴客で混雑することもあるようなのですが、今の季節は大丈夫そうですので早速実行に移しました。
山奥の我が家から車で宮島口に向かいました。途中では勿論、誰にも会いませんでしたし、フェリーの乗船客はパラパラ。大鳥居は工事中でしたが、久し振りの海にホッとしました。
フェリー乗り場から包ヶ浦までは一本道のようです。2.8kmですので、それほど時間は掛からないでしょう。
すぐに包ヶ浦自然公園に着きましたが、素晴らしい公園です。広々としていて、何より海に近いのが魅力です。キャンプ場としても十分な広さがありますし、BBQコーナーや炊事場等の施設もあるようです。テニスコートなどのスポーツ施設も揃っています。小さいキャビンから大きな家族用のキャビンなどもあって、YouTubeで紹介されている高級リゾート地と比べても遜色がないような雰囲気です。でも今は、コロナの感染で全施設閉まっているようでした。広場にも道にもとにかく、至る所に鹿がいました。
ちらっと海水浴場を見ていると、付近の地図に気付きました。海沿いにずっと東の方まで行けるようです。それほど時間は掛からないだろうと考えて、さらに先まで行くことにしました。そしてこの判断は大正解でした。
「ポツンと一軒家」を御覧の皆さんなら御理解頂けると思いますが、「いよいよ山道ですね」とか「左側は絶壁で、やはり怖いですね」というような感想が出てくる道をしばらく上りました。展望が開ける場所で停まって下を見ると、包ヶ浦海水浴場です。
さらに上り続けると、瀬戸内海の美しさが映える地点に、「展望広場」のような場所がありました。そこからの景色ですが、左上に見えるのは絵の島でしょうか。
松に隠れて見えませんが、ヨットが一艘優雅に帆を張っていました。
その辺から下りになって、平地に出ると、砂のきれいなビーチが出現しました。入浜です。
よく目を凝らして頂けると分りますが、キャンプの準備をしているグループがいるようです。
お天気に恵まれて、瀬戸内海の美しさを満喫できた一時でした。もう少し暖かくなって、今度は海水浴に来られればと夢を膨らましつつ、帰りのフェリーに乗りました。船の上の風が少し強くなっていましたが、宮島口でも心地良い一時を過ごして帰路に就きました。
[2021/6/1 イライザ]
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