ライラックの花が咲きました―被爆者の森
3月12日のブログ「被爆者の森」の植栽と樹名板の取付け: 新・ヒロシマの心を世界に (cocolog-nifty.com)で紹介した北海道の樹木ライラックの花が咲きました。
宮口はるこ候補の街頭演説の応援に来ていたMさんから「被爆者の森のライラックの花が咲いているよ」と教えられ、早速現地を訪れました。
きれいな花が咲いていました。
植樹されてちょうど1カ月。2~3年の成木で樹高はわずか1メートルしかありませんでしたので、まさか今年花をつけるとは想像もできませんでしたで、沢山の花が咲いているのを目にした時は、ちょっとびっくりでした。しっかり根付いたのでしょう。まだ蕾がありますので、もう少し長く花を楽しむことが出来そうです。
ただ、北海道の木として植樹されたライラックですので、これまでにも何度が枯れたことがあるようです。春の訪れも早かった今年、夏の厳しさが想像されますので、何とかこの勢いで乗り切ってほしいと願うばかりです。
このライラックと一緒に植樹された富山県のアスナロ
高知県のシラカシの木も元気な姿を見せていました。
私たちには、うっとうしいと思われた日曜日ごとの雨が、この木々には適度の水分補給となったようです。
被爆者の森には何本か花をつける木がありますが、私が訪ねた時には、奈良県の県木スギの代木として植えられた八重桜が、今満開となっていました。
春と言えば桜ですが、京都府からはシダレザクラが贈られてきています。訪れた時は、すでに開花の時期は終わっていましたが、よく見るとわずかに数える程の花が残っていました。
満開時には、見事に咲き誇っていただろうと想像できます。このシダレザクラ、3月の植樹の様子を見ている時、ちょうど散歩で通りかかった女性二人からこんな話を聞いたことを思い出しました。「毎年見事な花を咲かせてくれるので楽しみにみていたのですが、数年前ですが、枝がバッサリと切り取られて無残な姿になったのですよ。桜を切るなんて」この桜は、緑地帯の一番車道側に植わっていますので、広がった枝が、歩道を覆うようになったため伐採されたのでしょうが、毎年花が咲くのを楽しみにしていた人たちにとっては、残念なできごとだったようです。
被爆者の森ができてから30年余りがたち、木々もすっかり大きくなっています。そのため、当時は予測できなかったと思いますが、隣の木との間隔が狭くなり、窮屈そうな木も目に付きます。その1本が、広島県の県木モミジです。
隣のカシワ木の枝が、覆いかぶさるように伸びてきており、いびつな形に成長しています。今はまだ、カシワの木も芽吹いたばかりですが、葉が茂るとさらにおおわれた様子になると思います。こうした姿を見ると、適度の剪定を行いながら、管理することが大切だと思います。枯れた木、樹名板の管理とともに、「被爆者の森」全体をどう管理し、次代にどうつなぐかが課題となっているように思います。
いのちとうとし
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