3月の「19日行動」-三原地区・府中地区
今月の「19日行動」の様子が、三原は藤本講治さん、府中は小川敏男さんから届きましたので、今日はその報告です。
三原地区
冬季期間,土曜日の昼間に実施している「19日行動」は、今月が最後となりましたが、3月20日13時30分からいつものように三原駅前で実施しました。今回は、16人の参加がありました。
今回の街宣行動でマイクを握って訴えたのは、高木武子市議など7人でした。それぞれが次のようなテーマで訴えました。
①10年目を迎えた「東日本大震災・福島原発事故」、特に原発再稼働に対する懸念や核政策に後ろ向きな日本政府の姿勢を厳しく問う、②私たちの行動のスタートとなった憲法違反の安保法制成立後から急速に進む軍備費の増大、③国内での発症が確認されてから1年以上が経過してもつづくコロナ禍、特にその中で拡大する雇用や生活に対する不安が増大している私たちの生活の実態、④迷走する国会論戦に象徴される主権者を(国民)をないがしろにする菅政権の政治姿勢に対し警鐘を鳴らし続けることが必要だ、などです。
そして最も強調して訴えたのは「今こそ,憲法と民主主義・いのちと暮らしを守る政治を求めていこう」ということです。
4月からは、本来の「19日」17時30分から街頭行動を行うことにしています。
府中地区
今月も、定例の19日に、上下Aコープ前と府中天満屋前の2カ所で街頭からのリレートークを実施しました。
上下Aコープ前は、午後3時30分から30分、水田豊市議を中心に、そしていつものように最後は市民グループの石岡真由美さんのトークで終了しました。参加者は8人でした。
2カ所目は、場所を府中天満屋前に移動し午後5時から30分間、土井基司市議などがマイクを握り、最後はここでも石岡真由美さんのトークで終了しました。参加者は、上下よりも少し多くなり12人でした。
府中でも三原と同様に訴えたことは、①原発問題、10年経っても何も解決していない福島原発事故、特に前日に判決のあった四国の伊方原発問題を取り上げ「核と人類は共存できない」ことを強調 ②対応が不十分な菅首相のコロナ対策 ③総務省の接待問題は、菅首相が起こした問題、その真相解明が必要だ、などです。特にリレートーク者が強調して訴えたのは、これまでも府中では毎回必ず訴え続けてきた広島県の恥ともいえる「河井案里・克行が起こした贈収賄事」問題です。そして4月8日告示、4月25日投票で参議院再選挙が実施されますので、「二度と起こさせないため」「金権政治打破のため」に、この選挙で「自民党に鉄槌を下だそう」と強く訴えたのが特徴です。
「安保法制に反対する取り組み」は5年経過しました。私たちの行動に対し、反対の声があってもよいように思いますが、この間具体的な反対の声は、最初の頃1回あっただけです。それどころか毎回多くの皆さんが車の中から手を振って共感の意を示してくださいます。これはやはり憲法9条の戦争放棄ということが国民に支持されているからだと思います。憲法9条の戦争放棄こそ日本の誇りです。
ですから、今後も粘り強く「戦争法と言われている安保法制がなくなるまで頑張ります。みなさんのご支援をお願いします」と訴えつづけたいと思います。
いのちとうとし
<編集後記>送っていただいた原稿をもとに編集しましたので、文責は編集者のいのちとうとしにあります。
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