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2021年3月17日 (水)

「どこかで?ゲンビ」‐広島現代美術館コレクション・サテライト展示

比治山にある広島現代美術館は、改修工事のため昨年12月28日から休館となっています。その間、現代美術館がコレクションする作品と市民が出会う機会を作ろうと、広島市内・県内のいろいろな場所で「まちのどこかで、ゲンビとであう」というプログラムが予定されています。

2月20日からは、旧日銀広島支店で「スペシャル公募」展が開催されましたが、今第2弾の「まちのどこかで、あなたとゲンビが、ふとであう。」広島市内編が、3月8日から開催されています。会場は、「広島市役所」と「NHK広島センタービル」の2カ所です。

「市役所編」には、8作品が出品され、1階西口市民ロビー、1階東口受付台、2階、3階、4階のEVホール、2階講堂横に展示されています。階段を使って移動しながら、各階の作品を見て回りました。特に4階のEVホールに展示された作品が印象に残りました。平和記念公園南側平和大通り緑地帯に設置されている「教師と子どもの碑」の原型です。原型ですので、大きさは、高さ35センチほどです。芥川永(ひさし・当時比治山女子短大教授)の代表作と言われています。作品そのものは、撮影禁止ですので、EVホールで展示されていることがわかるように撮影しました。奥に小さく映っているのが、「教師と子どもの碑の原型」です。

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1階東口受付台では、加藤立の映像作品「I am a museum」が上映されていました。この作品は、自分が描いた油絵を背負い、街中に出て作品を見てもらう様子を撮影したものです。タイトルには詩が付けられています。

「私は一枚の絵画を背負い、美術館の外に出る。/美術館の外は美術の外、というわけではない。/私の絵は作者ではなく、美術家でもない。/私は美術家ではなく、美術館だ。/美術館の外に出た時、私は美術館となる。/私という美術館は作品とともに新たな観客を求めて街をさまよう。/公園の散歩道で新たな観客は作品と出会う。(以下略)」

この映像作品は、平日の夜間(17時半から20時半まで)に市役所西口の外壁に投影されていますので、その時間に見に行ってきました。

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市役所から「NHK de ミヂカにアート」の会場、NHK広島放送センタービルに移動しました。

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この会場は、1階の1フロアーに11作品が展示されています。その中には、広島出身の三宅一生、殿敷侃などの作品も展示されていますが、岡本太郎の代表作が複数展示されているのが特徴です。私がこの展覧会を見に行こうと思うきっかけも、岡本太郎の「明日の神話 1号原画」が展示されていることを知ったからです。その作品は、会場入口を入るとすぐの場所に展示されています。学芸員の方からいろいろな話を聞いたのですが、「明日の神話」にまつわる話は、改めて明日紹介したいと思います。

岡本太郎の作品は、この他に2点展示されています。「明日の神話 1号原画」のすぐ隣に、1963年に製作された「座ることを拒否する椅子」が展示されています。陶でつくられた何とも座り難そうな椅子が5脚並んでいます。

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ロープで囲われた展示場は、二つに区分されていて、二つ目のゾーンの中心作品は、岡本太郎のブロンズ作品「若い夢」です。

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「若い夢」は大きなブロンズですので「まちなかで会えるのは今回だけ!」(広島現代美術館のホームページより)だそうですから、一度足を運ぶ価値はあると思います。収蔵品のほとんどは、通常展示されていませんので、その意味でも今回は良い機会だと思います。作品を見終えると、最後に関連企画のNHK広島放送局・NHK放送技術研究所が製作した「バーチャル・明日の神話」の体験コーナーがあります。東京・渋谷駅に掲げられた全長30メートルの巨大壁画を間近で体験できる」コーナーになっています。

多くの展示会で、作品撮影は許可されませんが、今回は岡本太郎記念現代芸術振興財団から「撮影許可」が下りたということで、岡本太郎の作品のみ撮影が許可されていましたので、このブログでも紹介することが出来ました。

会期は、広島市役所は19日まで、NHKは21日までとなっています。

いのちとうとし

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