1月のブルーベリー農園その2(東広島市豊栄町)
強い寒波が来たので9日と10日は農園には行かずひたすら家でじいーっとしていた。車は4駆ではないしスタッドレスもはいていない。11日は道路も大丈夫だろうとふんで昼過ぎにつくように家族みんなで出発した。着くと妻と娘は墓に参り、息子はテレビにかじりつき、私は農園の周囲の巡回と挿し木用にブルーベリーの穂木を採取するにとどめ2時間あまり滞在して帰途についた。連休明けから日中の気温が上がってきたので体も少しづつほぐれてきた。
寒々とした風景が広がる。
①.ブルーベリー畑も葉がすっかり落ちて地面の雪の白さがモザイク模様に広がる。
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②.後ろの山は茶臼山。山頂の周囲には戦国時代、乃美茶臼山城という古城があった。
③.家の納屋の樋にできたつらら。屋根の古くなった太陽熱温水器の水漏れで滴る水が凍りつららになってしまった。農園のある場所の標高は約400mあるのでやっぱり寒の入りの季節は氷点下の気温で厳しい。つららは棒でぱしぱしと叩き落す。ばりばり、どさっと落ちる音がした。
④.庭の木の下の方にできた細長いつらら。
⑤.里山の早生のブルーベリー園に行く道には動物の足跡が点々と続く。墓参りに行った母娘はオスのキジと出会ったそうで雪の上に足跡としっぽの跡らしい筋が残っていたと話してくれた。鳴き声は聞こえたので今日は農園の周囲で過ごしているようだ。
作業らしい作業はせずに4時前に帰ったのだが、里山の早生の木から挿し木用の穂木を少しばかり採取した。
農園の冷凍庫から持ち帰ったブルーベリーで今年最初のジャムづくり。今回はグラニュー糖たっぷりで煮込む。
14日(木)。暖かくなった午後から晩生のブルーベリーの穂木の採取に農園に行く。
①.場所は里山で、採取する品種はホームベルにする。丸いスパイラル状の籠に採取した穂木を切ったはしから入れていく。
②.籠がいっぱいになると畑のそばの野焼きする場所に行き切った穂木の簡単な選別と長さ調整をして第2森の工房AMAに持ち帰り水を張ったバケツに入れて作業終了。次の日に森の工房やの・生活介護の作業で10~11センチの長さに切りビニールの袋に入れて冷蔵保存し、3月に挿し木床に挿す。
③.ブルーベリーの花芽。早生のスパルタンという品種。大きい実が付きとてもおいしい。
2021年1月15日
社会福祉法人安芸の郷
理事長 遊川和良
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