1月のブルーベリー農園その3(東広島市豊栄町)
安芸の郷のある安芸区矢野の周辺の地域は寒の入りから20日の大寒ころまで雪は積もらなくて利用者の送迎も普段通りの運行ができていて気持ち安堵できる日が続いている。一方農園のある場所は標高も約400mあり朝夕の気温も0度以下の日続いているが、大雪にはならず週末の道路の路面も雪はなく安心していくことができた。農作業はブルーベリーの剪定やブルーベリーの周りの防獣柵の補修などを行った。また安芸の郷で生産しているブルーベリーの苗木の材料となる穂木は農園が提供しているが、今年はブルーベリーの樹液が動く前の1月中に採穂するのがいいらしいことを知ったので今月中に何回かに分けて作業することにして採穂をしている。手探りでの栽培なので新しい知見を得るたびにすぐ試してしまう日々。
1月16日(土)から17日にかけての農作業は里山のブルーベリー園の防獣柵の補修を行うことにした。同時並行でブルーベリーの剪定も行う。鉄筋や木の杭や木づちや結束バンドや針金を一輪車に積んで運ぶ。ワイヤーメッシュも何回かに分けて運んだ。
16日に早生のブルーベリーエリアの柵にワイヤーメッシュを追加で設置したりした補修が済んでから、17日にはこれまで張り巡らしていて防獣用のネットの裾を地面から上げてワイヤーメッシュ上部に引っ掛けて草刈りがしやすいようにした。いろいろな植物がネットに絡んでいて時間がかかる作業となった。
この作業していると柵にせってきているブルーベリーの木がありそれを掘り起こして畑に植え変えたのだが、その作業で使う3本鍬(写真左)が便利だった。昔からある鍬なので頑丈で先もとがっている。現代の3本、4本鍬は写真右のような長いタイプがほとんどで今一つ使い勝手が悪い。
柵の中では早生のブルーベリーの剪定がすすむ。
庭のボケの木の実。花は小さいが実はアンバランスに大きい。枝のところどころにつぼみが見えるがまだ固い。
19日(火)の午後から安芸の郷から出発して農園に行く。ブルーベリーの挿し木用の穂木の採取のためだ。農園に着くとうっすら雪が降っていて遠くの山々の雪もいかにも寒さが厳しいといったことを感じさせるとげとげした姿だった。
今回は晩生のウッダードを切って安芸の郷に持ち帰る。翌日10~11センチにチョキチョキ切って250本分を冷蔵庫に保存した。
帰る前に庭を掃き終わると目の前の石垣にジョウビタキが素早くやってきた。落ち葉を掃いた地面を見やりえさを探す様子。多分オス。
こちらもカメラを構えてじぃーっとしていると地面に下りてえさらしきものをついばんでさっとまた石垣の上にとまる。安芸の郷の庭でもよく見かけるがあまり人を恐れないようだ。
椿の堅そうな蕾。
2021年1月23日
社会福祉法人安芸の郷
理事長 遊川和良
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