寒牡丹を見るため、この冬一番と言われる寒さの中縮景園に行きました
昨日は、午前11前にようやく0℃を超えるという寒さの厳しい日でした。予報では、雪が降るといわれていましたが、市内中心部では元日よりも少なかったようです。
この寒さの中、朝早くから縮景園に行ってきました。年明けのNHK広島の「お好みワイド」で、紹介された「寒牡丹」を見るためです。
元日も家の周りには雪はなかったのですが、平和公園に行くと芝生広場は真っ白になっていたように、ひょっとすると縮景園では、うっすらと雪化粧した風景が見られるかなと、開門時間の午前9時をめざして出かけました。ちなみにこの時刻の気温は、マイナス2℃でした。
縮景園に着くと、ちょうど門が開きました。冠木門(かぶらぎもん)の前には大きな門松が飾られています。
係の人に訪ねて、牡丹園をめざします。門を正面に見える数寄屋風書院造の清風館前から右手に延びる園路に沿って寒牡丹が並んでします。半分は、雪囲いの藁でおおわれています。
ところがよく見ると、大きな花房は、茎が曲がり、多くが下を向き萎れた感じになっており、もう盛りを過ぎたかのような花の様子です。
残念と思いながらも、何枚か写真を撮りました。
せっかく来たのだからと、園内を一回りすることにしました。園の中心に広がる池に架かるランドマークの跨虹橋に朝日があたり、きれいな景色が広がっています。時計回りと反対に、ゆっくりと景色を眺めながら進みます。入園している人は、ほんの数人です。被爆イチョウの木などを見ながら、次には西側にある梅園をめざしました。数本ですが、すでに開花した木を見つけることができました。たまたまでしょうか、紅梅、白梅の両方が花をつけていました。
本格的な梅の開花にはまだまだ時間がかかりそうです。さらに進み園を一周し、泉水亭の裏にある桜の標準木の蕾を見ることにしました。当然のことですが、蕾とも呼べない芽が出ていますが、まだまだ小さく硬いままです。
清風館前まで戻って竹垣のうちを見ると、そこに植えられた「寒牡丹」が、すっくと茎を伸ばし、見事な花の姿を見せています。
どうも、私が入園するのが早すぎたようです。「今日はもうだめか」とあきらめていた牡丹園に戻ることにしました。さっき見た時とはずいぶん違い、多くの株の花が、元気になり、きれいな姿を見せています。
あわてて帰らなくてよかったと思います。それでも、まだなん株かは、萎れたままですので、もう少し園に留まることにしました。待っている間に、以前にここを訪れた時見たことのある風景に出会います。結婚写真を撮る人たちです。厳しい寒さですが、良い天気ですので、きっと良い写真が撮れることでしょう。
入園してから1時間20分、なかなかしゃきっとしなかった黄色の花をつけた株もようやく、花を上向きにしました。
この1枚を撮り終えて、退園することにしました。途中でウグイスの姿を見つけましたが、鳴き声を聞くことはありません。まだまだ春は遠いと感じた縮景園巡りでした。
いのちとうとし
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