1月のブルーベリー農園その1(東広島市豊栄町)
正月3が日はどこにも出かけることなく、4日に重い腰を上げて農園に行き農作業を午後から数時間行った。少しばかり残った雪が残る中ブルーベリーの剪定を行ったり、たまったブルーベリーや雑木の枝を燃やしたりして早めに帰途についた。また、安芸の郷の職員と一緒にドイツから来ている若者アンディさんも来園。雑木の野焼きを手伝い、竹を切る体験をし、きな粉餅をふるまいなどして異国の農業と生活の体験をしてもらった。
元日朝、うっすらと雪。自宅のベランダにスズメが来ている。去年12月から農園の蔵の中のコメの貯蔵庫にあった食べられそうにない古いコメを持ち帰り鳥寄せにひとつかみづつ毎朝ベランダにまいているので今朝も姿を見せた。
1月4日(月)。安芸の郷はこの日まで休みなので農園で作業開始。
①.正月に降った雪がブルーベリー畑ののり面に少し残っている。
②.里山の早生のブルーベリー園は北向きで雪が一面残っている。1列ほど剪定を行う。
③.安芸の郷の職員と、昨年12月中旬から森の工房やので活動を始めた独日フォーラム派遣のベルリンっ子のアンディさんの2人が来園。早速ブルーベリーや雑木のたまった枝を燃やす作業を手伝ってもらう。
④.2時間余りで全部燃やした後は休憩。きな粉餅、醤油をつけた餅を一緒に食べる。どちらも「おいしい」と7個をペロリ。
⑤.休憩後、もう作業も早じまいなのでドイツにはない竹を切る体験をしてもらう。竹用のよく切れるのこぎりで力任せに4~5本切り、枝を払い2mくらいに切り分けたあとコップやペン立て用に2つ節の際からカットして持ち帰る。両手に持ったアンディさんは嬉しそうだった。
⑥.畑の晩生のブルーベリーは雪も降ったせいかすっかり落葉している。
⑦.春と違って冬色ばかり。
・ヤブランの実
・ナンテンの実
(アンディさんも珍しそうにスマホで撮影していた)
1月7日(木)朝の自宅ベランダのメジロ。スズメの来訪をきっかけにミカンの輪切りをバラの鉢の中においている。スズメも20羽くらい来るようになりしばらくは毎朝にぎやかだ。
【あとがき】 東広島市豊栄町にあるブルーベリー農園は妻の実家の田んぼと松くい虫で枯れた里山を再利用して2000年と2001年の2年越しで1100本のブルーベリーを当時の障害者の通う安芸区の安芸共同作業所、共同作業所みみずく、大崎上島のふれあい作業所の協力を得て両年とも一日で植えるという元気あふれる植樹をして今日に至っている(その後これらの作業所は社会福祉法人化を実現している)。ここで収穫したブルーベリーの実は2003年10月に法人化を実現した安芸の郷に納品して利用者の工賃確保に資するものとして続けられている。標高約400mの場所にあるこの農園の実はおいしいと評価を頂き、これを励みにその後の栽培管理は安芸区船越の自宅から夫婦、家族の週末農業で行っている。収穫時には安芸の郷、農園の友人知人の援農があり、人と人のつながりは広がり続けている。
2021年1月8日
社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良
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