戦後75年 ノウモアウォー 三原地区の19日行動
三原の藤本講治さんから「戦争をさせない三原市民行動通信」が届きましたので、今日はそれを掲載します。
今回の通信は、「2020年8月発行 第22号」となっていますので、毎月の行動報告や参加の呼びかけがていねいに行われていることが分かります。
「いつか来た道」をたどらないように
被爆75年目の夏、広島・長崎への原爆投下。そして敗戦から75年を迎えました。先の大戦で日本国民310万人、アジア諸国民2000万人以上の尊い命を奪いました。
戦争による惨禍を二度と繰り返してはならないと誓ったのが「日本国憲法」です。この平和憲法があったから、戦後ずっと日本は「戦争しない国」を続けてきました。ところが安倍政権は、集団的自衛権行使を容認し、安全保障関連法(戦争法)を強行成立させ、日本を戦争する国に変えようとしています。
私たちは、平和憲法のもとで日本が戦争という「いつか来た道」をたどらないよう安倍改憲の動きを止めてきました。
みなさん、8月6日、9日、15日を迎える今、あらためて平和について考えていきましょう。広島出身の被爆者サーロー節子さん(カナダ在住)は、広島での講演で「読み、考え、語るだけではなく、行動して。それは誰でもできる」と呼びかけました。
8月の定例街頭行動は8月19日です。
8月19日(水)は、定例の街宣活動です。チラシ配布は行わず、スピーチとスタンディングで訴えていきます。みなさん、17時30分に三原駅前にお集まりください。
7月の「7・19行動」は、梅雨の晴れ間の中、26人が参加してアピール活動を行いました。7人の弁士が憲法9条の改悪をはじめとする憲法の基本である民主主義・平和主義・基本的人権の尊重を破壊しようとする安倍政権、コロナ危機のもとで安心して暮らせる国の支援策の不十分さ、公職選挙法で逮捕された広島県選出の国会議員河井夫妻、自民党本部の振り込んだ不明瞭な1億5000万円の選挙資金の使途、自民党の金権・腐敗政治の暴挙などを取り上げ、「アベ政治を許さない」と訴えました。
広島市では、「3の日行動」に変更して毎月街宣行動を実施していますが、三原地区では「19日」を定例行動日として、毎月三原駅前で街頭行動が、粘り強くとりくまれています。
三原地区と同じように、府中市でも毎月19行動が続けられており、先月(7月)の様子が届いていますので、遅くなりましたが紹介します。
「今日も上下Aコープ前8人と府中天満屋前10人で30分間のリレートークとスタンディングを行いました。高齢の戦争体験者も一緒に立ってくださり、背筋が伸びる思いです。
リレートークの内容は『・安保法制の違憲性・イージスアショア中止後の敵基地攻撃能力を持つことの違憲性と危険性・河井夫妻の選挙買収事件で地元県議会議員も大金をもらっていたこと・安倍政権に責任を取らせることは大人の責務であること・市民としてできることがある。投票行動につなげて・75回目の敗戦記念日を迎え、市民が貧困から戦争への道を歩まないよう、格差の解消を』などが語られました。多くの方が車窓から手を振って賛同の意を現してくれました。」
各地のがんばりが伝わってきます。
いのちとうとし
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