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2020年7月18日 (土)

COVID-19と制服

2月の最後の土曜日、わが子の小学校生活最後の参観が中止になり、そのまま学校は休業になりました。小学校最後の年だったのに、一度も参観へ行けなかったことを私は後悔しました。

開催が心配された卒業式も入学式も短時間で行われ、制服がかわりました。

そして1週間登校したでしょうか?再び休業となりました。

休業の間、校区内の見回り、子どもの様子を確認するための電話や家庭訪問、予習プリントの各家庭配布など、これまでにない状況の中で、できることを先生方はしてくださいました。子どもたちも外出を控え、友達にも会えずストレスを抱えていたことと思います。

外出を極力控えての巣ごもり生活。食事や毎日の準備など大変なことも多かったですが、ずっと放置していた家のまわりの片付けができました。

びっしりと根を張った草を抜き、人が立ち入れないところは土を削り、防草シートと砂利を敷きました。レンガを置いて花壇らしきものを作り、窮屈なプランターに植えたままの花を移植しました。放置しすぎて枯れているかもしれない睡蓮の根にも水を張り、伸び放題の木の枝も切りました。

3_20200717111501

移植した花はきれいに咲き、睡蓮は葉を水面に浮かべ花を咲かせました。

家の花がきれいに咲いているところをゆっくりと見たのは久しぶりでした。

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2_20200717111501

そして6月、学校が再開。制服は夏服になっていました。

育ち盛りのわが子は休業前からグンと背が伸び、今にも追い越されそうです。

冬服はあまり着る機会の無いまま、秋には袖や裾を伸ばさないといけないかもしれません。

時が経ち、残念ながら家の周りの草も伸びて、がんばって敷いた砂利の隙間からも顔をのぞかせています。思うようにはならないものです。

 

私が小さなころ、きれいだなぁと思って見ていた服があります。朝鮮学園の生徒さんの制服、チマチョゴリです。まだ海田町に学園があったころの話です。登下校の際、家の前で良く見かけていました。今はその制服を街中で見かけることは、ほとんどありません。

制服は機能性やデザイン性等を考慮して変わっていくものですが、変えざるをえなかった理由があることにも目を向けるべきです。

小さなころから、そう遠くない場所に朝鮮学園があったため、朝鮮学園という学校があるのは私にとって普通のことでした。

だから同じ地域で暮らし、ともに育っているのに、どうして高校授業料無償化や、幼児教育・保育の無償化から除外されてしまうのか?どうしても理解できないのです。

すべての子どもに平等に学ぶ権利はあります。

わが子や親類、友人の子どもの成長に気付くように、近所の子どもたちの成長に目をむけていきたいです。

(はたや)

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