7月のブルーベリー農園その3(東広島市豊栄町)
7月下旬にさしかかった農園はとにかく緑が一面に広がる。陽がさす時も日陰の時も近くでも遠くでも濃淡いろいろ、緑を青と呼ぶ日本の言葉通り感じる色合いは盛夏の青、青、青。この時点で梅雨はまだ上がっていない。安芸の郷の利用者、職員による農園でのブルーベリー摘み取りの研修も21日から始まったが、天気を気にしながらそうはいっても広い農園の空間で作業を兼ねた研修なので事業所とは違った体験をしてくれている。肝心のブルーベリーの味はやはり日照不足で甘みがすこし足りない。
7月中旬の長雨で農園の3つある畑では畔の高さまで雨水が来たようで法面の弱いところから水があふれて小さな決壊があったがブルーベリーのダメージはなかったのでよしよし。あとはそろそろやってくるかもしれない鹿の動向が課題。
18日(土)。
①ブルーベリーの畑(もとは水田)のブルーベリーは人が立っていても少ししか見えないくらい枝がよく伸びている。
②友人2人が摘み取りの援農で来園。おもに早生のブルーベリーの摘み取りをして頂いた。
③ブルーベリー畑の電気柵に巣を作っているコガネグモ。
④小さな野菜畑の法面の富有柿の枝に小鳥がきた。ヤマガラのよう。他にメジロも来たし、隠れた場所でウグイスが絶え間なく鳴いている。
19日(日)は21日から安芸の郷のブルーベリー摘み取り研修が始まるので受け入れの準備に追われた。新しく一回り大きくしたタープテントを2張り設置し、組み立て式のテーブルも置いた。縁側にはコンテナを置き板を椅子代わりに敷き、離れの部屋の掃除を行ういブルーベリーを入れるコンテナも蔵から出して縁側に置くなどした。
帰る前の30分ほど早生のブルーベリーを摘み取り安芸の郷に納品した。ダローという品種で平べったい粒で酸味が強いが大きい粒になると優に10円玉大になる。安芸の郷でつくるブルーベリーのスイーツ向き。
21日。
①安芸の郷のブルーベリー摘み取りの研修初日は3名が来園。農園からも同行していろいろな説明をし早生のブルーベリーから摘み取りを実施。2時半頃終了したがその頃から夕立まがいの雨がしばらく降った。
②研修の摘み取りは安芸の郷のみなさんが行う傍らで、ブルーベリー畑の一番下から木と木の間の草刈り。
③農園の庭のヤブランの花
④バラの花の中でジィーッとしている虫(名前知らず)。キリギリスももう鳴いているのでこの虫も鳴くのかもしれない。安芸の郷の周辺では3日前からクマゼミがシャンシャンと朝から騒がしく鳴く季節。
2020年7月23日
社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良
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コメント
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雨続きの中、お疲れ様です。
ずーっとお便りを定期的にお送り下さり
安芸の郷のご様子手に取る様に
解り??嬉しく、活動範囲の拡大
喜ばしい事この上有りません
ブログも読ませて頂いておりますよ
豊栄近辺を通る時 ここよここ ここ
と話しながら懐かしく思っています
ブログで活動内容が解りますので
通信は次回より結構でございます。あしからず。
投稿: 土井田 しのぶ | 2020年7月24日 (金) 10時40分
コメントありがとうございます。
農園のブルーベリーの植付にご協力を頂いたこと懐かしく思い出します。
それにしてもブルーベリーの栽培も自然の動きに左右されること、
人の思惑どおりにはいかないことを痛感しています。
ぼちぼちで栽培にいそしみます。
投稿: 遊川和良 | 2020年7月25日 (土) 07時27分