高齢者の運転免許証更新
今月は、私の誕生月です。先月「運転免許更新連絡書」が届き、誕生日前の14日に県運転免許センターで運転免許証更新手続きを終えました。
運転免許センターに着き、更新手続きを始めてから約20分足らずで、新しい免許証を受け取ることができました。これまでにも何度か更新手続きをしましたが、無事故無違反での免許証更新でも、1時間近くかかっていたような気がしますので、ちょっとびっくりでした。
「人が少ない時間に」と平日の午後2時過ぎに行ったということもあり、1番窓口に並んでいる人もほんの数人です。更新申請書の作成、手数料2500円の支払い、更新申請書への必要事項の記入、更新受付、視力検査、そして写真撮影。と行くと思っていたのですが、この撮影前に、今回初めて経験するもう一つ作業がありました。それは古い免許証にパンチングの機械で穴をあける作業です。パンチングの機械の奥まで免許証を押し込むと、ガシャという音がし、免許証に穴が開きます。4つの穴が開いた古い免許証が、手元に残ります。
そして、いよいよ写真撮影。
とここまでは、全員同じです。高齢者以外の人は、それぞれの講習会場へ移動します。私も以前の経験したことです。しかし高齢者講習受講済みだった私は、写真撮影の部屋を出たところの交付窓口附近に設けられたイスに腰かけ、交付を待ちました。私の他に3人いました。時間を測っていると約5分余りで私の名前というより受付で付された番号が呼ばれます。先ほどパンチングで穴の開いた古い免許証の裏に赤字で書かれている数字が私の番号です。番号を呼ばれた私は、それを示して新しい免許証を受け取り、運転免許書更新手続きの全てが終了しました。4つの穴の開いた古い免許証も持ち帰ることになります。
受け取った運転免許証の有効期限欄には、「2023年(令和5年)08月18日まで有効」と書かれています。ゴールド免許ですので、普通なら有効期限は5年間のはずですが、私は、75才までの3年間です。ここで、自分が高齢者運転免許証の所持者だということを思い知らされます。
ところで、帰宅して改めて運転免許証を見て気づいたことがあります。有効期限欄の年号の記載が変わっています。私の古い免許証では上にある写真で分かるように「平成32年」と、和暦だけで有効年が書かれていますが、新しい免許証には、下の写真のように「2023年(令和5年)」と西暦で書かれています。
「西暦の年号表示」、当たり前と言えば当たり前のことですが、何時からそうなったか調べてみました。道路交通法の改正によって昨年5月1日(実際には4日)から実施されたようです。昨年5月1日は、和暦が「平成」から「令和」に変わった時です。警察は、「外国の人が運転免許証を保有する機会も多くなっており、さらにこれからも増えていくことを見越した施策」と言っているようですが、和暦では年数を数えたりするのが、難しくなったからと考えるのが普通だと思います。
このブログの初めのところで、「約20分足らずで免許証更新が終わった」と書きましたが、私が今回の更新に「高齢者講習修了証明書」を持参していたからです。実は、半年ほど前に「70歳以上の人の免許証更新には、『更新手続き前に高齢者講習の受講が必要』」というお知らせが届きました。自動車学校の高齢者講習は混んでいると聞いていましたので、すぐに申し込みの電話を入れ、何とか3か月先の5月11日の予約を取ることができました。これで安心と思っていたのですが、実は大変なことが起こりました。コロナ感染の拡大です。自粛要請の中で、自動車学校も休校となったのです。「えーっどうしよう。また予約のとりなおしか」と気をもんでいましたが、幸いなことにちょうど私が予約していた5月11日から自動車学校が再開されたのです。おかげで何とか無事に「高齢者受講修了証明書」を手にすることができました。しかし、この高齢者講習、何と2時間もかかりました。ですからとても「約20分で更新手続き終了」などとは本当は言えません。その上、大した内容でもないのに受講料は5,100円と高額でした。
とは言いつつ、何とか75歳の誕生日までの免許証更新手続きが終わり、あと3年間は車の運転ができることになりました。
いのちとうとし
[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« COVID-19と制服 | トップページ | 「被服支廠を未来に活かす会 KICKOFF EVENT」に参加しました »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2025年「全国被爆二世交流会」(2025.02.09)
- 2025年2月のブルーベリー農園その1(2025.02.08)
- 上関をめぐる今年の動きを予想する(2025.02.10)
- 書籍「被爆者阿部静子は語る」(2025.02.07)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2025年「全国被爆二世交流会」(2025.02.09)
- 上関をめぐる今年の動きを予想する(2025.02.10)
- ヒロシマとベトナム(その66-2)(2025.02.06)
- ヒロシマとベトナム(その66-1)(2025.02.05)
- 2月「3の日行動」(2025.02.04)
« COVID-19と制服 | トップページ | 「被服支廠を未来に活かす会 KICKOFF EVENT」に参加しました »
コメント