4月の3の日行動
ヒロシマ総がかり行動実行委員会は、昨晩午後5時30分から1時間本通電停前で、定例の「3の日行動」を展開しました。
新型コロナウイルスの汚染が拡大する中での街宣でしたので、多くはそのテーマに沿いながらのアピールとなりました。
藤元さんの司会で始まった「3の日行動」は、先月と同じように歌声9条の会のみなさんによる歌声のアピールでスタート。予定していた弁士が次々とマイクを握ります。最初は、「全般的の情勢について」川后和幸共同代表が訴え、続いて「特措法による緊急事態宣言の危険性」を同じく共同代表の山田延廣弁護士が、スピーチ。
次は新型コロナウイルス感染拡大である意味では最も大きな影響を受けている「非正規労働者の苦境」をスクラムユニオン・ひろしまの土屋みどり書記長の自らが行っている相談活動を通じてつかんだ状況についての報告。「働く仲間の訴えは深刻で、大勢が苦しい立場に立たされています。3月21日22日と労働相談ホットラインを解説。一つの具体例です。『アイトラベル』、運転手など計30人が働いていました。2月からキャンセルが相次いだにもかかわらず、助成金が受けられず3月10日に倒産し7人が相談に。国の立て替え払い制度への申請、失業給付の申請などの手続きなどで解雇予告手当の8割給付や2~3か月の給料支払いを実現。しかし、再就職は厳しい。次に子どもを抱えた夫婦の相談。会社が補助助成制度の手続きを知らず、対策が遅れたが何とか問題を解決。」さらにフィリピンからの技能実習生の帰国問題を紹介。「何とか解決できたが、手続きが複雑すぎる」ことなど指摘しました。
土屋さんの後は、「イベント自粛の影響」についてシネマキャラバンの友川さんの報告。直前になって参加できずメッセージによるアピール。さらに「河井疑惑」「沖縄辺野古問題」を訴えて今月の行動を終了しました。
街宣の途中、立ち止まって耳を傾ける女性に声をかけました。「マスク2枚配布、笑ってしまいますよね。学校休みの子どものことを考えると、これからどうなるのか不安が広がります。先が見えない問題ですが、いま困っている人のことを考えた政策を具体的に示してほしいと思います。」本当にその通りです。
昨日メールで先月19日に行われた府中市の「19日行動」の写真が届きましたので、このブログにも掲載します。
私の友人の顔がたくさん見えますので、うれしい気持ちです。
自粛ムードが広がる中での街宣でしたが、外での活動ですので訴える中味を工夫しながらも続けていきたいと思います。ただ、5月3日に予定していた屋内での「平和といのちと人権を!5・3ヒロシマ憲法集会」は中止し、街宣活動を行うことになりました。
いのちとうとし
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