3月のブルーベリー農園その2(東広島市豊栄町)
広島市安芸区から出発して農園に着くのはいつも昼前で、会議など用事があると午後1時過ぎから2時頃になることもある。3月20日(金)の彼岸は一人で作業だったが、朝9時に農園に着いた。いつもと違う時間帯なので農園の朝日のさす景色が新鮮で真っ先にカメラを取り出し周囲を撮影。
3段ある農園の真ん中のブルーベリー。ここはもう剪定が終わっているので足元すっきり。
花壇のスイセン。朝の光はまだ弱いので逆光で眺めると透けた黄色が見れる。
順光でのヒヤシンス。
同じく隣の畑の菜の花。
家の裏の庭の八重のツバキの蕾。朝の春光がまぶしそうでもある。
午後からのブルーベリーの剪定作業は一番上の畑。地面のブルーベリーのシュートやヒコバエを切っていく最中に出てきた生き物2つ。どちらもまだ寒いのか目覚めが悪いのか動きが遅い。
①アマガエル
②トカゲ。ニホンカナヘビ。
ブルーベリーの株もとにはツクシもでてきた。
一人でせっせと選定作業をすすめるのだがところどころから自生のスイセンが花開く。野の花と違ってよく目立つ。
夕方5時。花壇のコブシが数輪咲いているのを眺めて作業終了。朝早くから脱だのでちょっとくたびれた。
農園に来るのが早かった訳。コロナウイルスの影響が世界に広がっている。安芸の郷で受け入れている独日平和フォーラム(日本の受入団体の独日平和フォーラムは1987年に故小田実さんの提唱によって設立された)から派遣されている若者アレクサンダーさんをはじめとする20数名のボランティアに対して、フォーラムを支援しているドイツ政府から帰国命令が出され急きょ20日に羽田空港から帰国となった。そのため朝9時半頃の飛行機に搭乗するので広島空港まで彼を車で送りお別れとなったもの。手続きを終わり搭乗口まで来て別れの握手をしたがあとは飛行機が来るのを待つだけとなったアレクの表情がほっとした表情になったのを見てこれまでの不安の大きさに触れた。7月末までの予定だったが突然の別れとなった。見送った後で農園に移動。空港から30分あまりなので朝9時には到着した。
2020年3月31日
社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良
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