今月も「3の日行動」を実施しました。
「戦争させない・9条壊すな! ヒロシマ総がかり行動実行委員会」が毎月3日に実施している「3の日行動」を、昨日午後5時30分から1時間、本通電停前で実施しました。
新型コロナウイルスの感染拡大が進む中で、私たちも予定していた集会、講演会などの中止を決定しました。しかし、ヒロシマ総がかり行動実行委員会は、街頭での訴えということで今月の「3の日行動」も実施することを決め、各団体が自主的に判断して参加することを呼びかけました。
昨日の参加者は、いつもよりやや少ない39人でしたが、チラシ配布は中止し、参加者のスタンディングでのプラカードによるアピールと歌声、そしてリレートークによる訴えを行いました。
うたごえ9条の会のみなさんによる「歌声アピール」でスタートした街宣は、最初に共同代表の一人川后和幸さんが今日の行動への思いをアピール。次に、間もなく「福島原発事故から9回目の3月11日を迎える原発問題」について大月世話人の訴え。大月さんは、「事故後の復興を強調し、放射能被害を矮小化し、さらに『オリンピック聖火リレー』を実施することでその事実を覆い隠そうとする安倍政権」の誤った政策を厳しく批判しました。次に反貧困ネットワークの寺本さんが、「学校一斉休校が多くのお母さんや働く人たちに大きな影響を与えている」ことの訴え。
続いて「河井夫妻の告発」の中心を担ってきた山根世話人から、真相の究明を求めるとともに「検察を動かしたのは市民の告発の力。ついに秘書まで逮捕された河井両議員は直ちに議員辞職すべきだ」と訴えました。この日、午前中秘書や関係者三人が、逮捕されたばかりですので、訴えにも力が入ります。選挙中、河井案里候補者の応援に何度も駆けつけた安倍首相や、菅官房長官の責任も重いものがあります。
次に私もマイクを握り「国会情勢」について訴えました。「高検検事長の停年延長」問題に象徴される国会での無責任な答弁は勿論ですが、強調したのは「『小中高校一斉休校』に対する安倍首相の姿勢」です。やるべき対応を準備しないままの方針決定と翌日の質問を打ち切ってしまった記者会見。首相が「続ける」といえば、継続できたにもかかわらず、打ち切りの理由を「広報官」のせいにする国会答弁にはあきれるばかりです。これほど社会的に重大な影響を及ぼすことを決定したのであれば、その日に記者会見を行い「なぜそうしなければならないのかを具体的に説明し、国民の協力を呼びかける」のが本来のあり様だったはずです。失敗したクルーズ船対策で失った国民の支持を回復するためのパフォーマンスのように見えるのは私だけでしょうか。
締めくくりは、ヒロシマ総がかり行動実行委員会の石口事務局長が、「自民党の改憲に向けての危険な動き」を改めて厳しく糾弾しました。
歌声を挟みながら1時間のリレートークを続け、今月の「3の日行動」を終えました。
いのちとうとし
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