2019広響名曲コンサート「音楽の花束 冬」
昨日2月2日、2019年度最後の広響名曲コンサート「音楽の花束 冬」を聴きに、広島国際会議場に行きました。
今回のコンサートは、指揮は飯守泰次郎さん、ソリストは、ヴァイオリンの大江馨さん、ナビゲーターは、華道家の仮屋崎省吾さんでした。
午後3時に始まった演奏会、は「ウェーバー:歌劇『オイリアンテ序曲』序曲」でスタート。演奏後、ナビゲーターの假屋崎さんが登場。毎年3回開催される「音楽の花束」のうち一回は、假屋崎省吾が主テージの花を活け、ナビゲーター役を務めます。軽妙の語り口でスタート。「元祖・華道家の仮屋崎省吾です。華道家という言葉は私が初めて使ったので元祖です。」初めて知りました。
「花と緑と音楽の贈り物。舞台上の花は、一足早い春をと思い『サンシュユ』(山茱萸)の花を中心に生けてみました。お楽しみください。」「今日のお迎え花は、広島市立美鈴が丘高等学校華道部のみなさんが活けてくださいました。会場のどこかでコンサートを楽しんでくれています。」手を挙げた高校生たちを見ると私たちのすぐ後ろの座席です。
「平和の灯」と名付けられたお迎え花、假屋崎さんの指導で作られたそうです。「小学生の時、ヴァイオリンを始めましたが、先生が厳しく、手の甲をたたくので、中学生の時ピアノに転向しました。」楽しい語りを続けながら、次の曲の紹介です。2曲目(第1部の最後)は、「ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調」。ここで、ヴァイオリニストの大江馨さんが登場。大江さんは、1994年生れの新進気鋭の演奏家。40分余りの演奏、熱が入ります。演奏後のアンコール曲は、「バッハ:ソナタ第3番より『ラルゴ』」でした。
休憩の後、メインの演奏曲は「ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調『新世界』より」です。この曲は、何度か聞いたことのある曲です。特に、第2楽章は、「遠き山に日は落ちて」で私にも歌える曲です。そして第4楽章。これも頭に浮かぶ曲です。金管楽器の音が響きます。演奏時間は、約45分。アンコール曲は、「ドヴォルザーク:スラブ舞曲第10番」でした。
ところで今回の指揮者飯守泰次郎さんのホームページには、今回のコンサートによせて、メッセージが書き込まれています。「広響とは1990年代に定期演奏会で3回共演して以来、27年ぶりのコンサートです。今回のプログラムは、(略:上記参照)まさに名曲揃いです。久し振りに広響とご一緒して、なつかしい顔ぶれに新しいメンバーが加わって非常に生き生きとしたオーケストラに成長していることがとても嬉しく、これからもますます発展していくオーケストラだと思います。 ソリストの大江馨さんはとても若々しくフレッシュなヴァイオリニストで、明日のコンサートが私も楽しみです。」
メッセージのとおりの参加者を堪能させる指揮だったように思います。それにしても飯守さんの年齢を調べて、びっくりです。1940年9月生まれ。いずれも演奏時間が40分を超える2曲の指揮、「やはりプロはすごい」の一言です。
今回は、午後1時半から資料館で開かれた「旧被服支廠の解体を防ごう!緊急集会」に参加したため、ぎりぎりの会場到着でプレゼントのお花をゲットすることができませんでした。
ちなみにプレゼントのお花は、「チロリアンデージー」でした。
いのちとうとし
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