2020年連合広島旗開き
昨晩午後5時からリーガロイヤルホテルで2020年連合広島新春旗開き・広島県労福協賀詞交歓会が、開催されました。
連合広島・労福協の役員及び加盟労働組合の役員など、来賓97人を含む約380名余りが参加し、2020年への誓いを新たにしました。
旗開きは、組合や政党などが、年初めに飾って新年の決意を表明する会合として、開催されてきました。もともとは、年末に納めた組合旗や党旗(旗納め)を開くことから、「旗開き」と呼ぶことになったのですが、最近では「旗納めを行った」ということを聞くことはほとんどないように思います。
最初に主催者を代表して連合広島の久光博智会長、広島県労福協の伊丹幸男会長が、それぞれあいさつ。ここでは久光会長のあいさつを紹介します。
久光会長は「2020年のスタート。明るい未来を切り拓く一年にしたい。」と述べた後、昨年相次いだ自然災害の一日も早い復旧に触れながら、「人口減少、証拠高齢化が進み、一方で技術革新による大きな変化が起ころうとしている。社会の分断による不安が広がっているが、だれ一人取り残されない持続可能な社会をつくらなければならい」と訴え、さらに「頼りになる存在となるため、働く仲間の連帯・絆を固めて闘おう」と呼びかけました。
そして今年2020年の重点課題として次の3点を挙げました。
①2020年春季生活闘争では、将来不安を払しょくし、全ての働く者、特に中小やパート、非正規で働く仲間の底上げ図る。
②政治では、一強政治によるゆるみやたるみが渦巻く。これに対する政治不信を何とかしなければならない。そのためにも政治の流れを変えるために全力を挙げる。
③被爆75年、昨年はローマ教皇が広島を訪れ、核兵器廃絶に大きな力を与えた。しかし、今年に入り、中東での緊張が高まっている。核兵器廃絶1千万署名に全力で取り組むとともに、次世代への継承・強化に力を注ぎたい。
最後に、「地域で顔が見える運動を地域で展開しよう」と呼びかけて久光会長のあいさつは終わりました。この会長あいさつは、私が会場でメモったものに基づいていますので、正確に伝えるものではなりません、雰囲気を感じることができればと少し長くなりましたが紹介しました。文責は当然のことですが、すべて私にあります。
その後、来賓のあいさつ、勤労者福祉功労知事表彰を受けた二人への記念品贈呈が行われ、鏡開き、乾杯の後、懇談へと移り、最後に参加者全員による「三本締め」の中締めが行われ、閉会となりました。
私も、被爆者団体の代表のみなさんと共に広島県原水禁の代表として参加しました。他団体の旗開きとはいえ、決意を新たにした集いでした。
いのちとうとし
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