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2019年12月13日 (金)

日朝友好広島県民の会が「2019年度総会」を開催

日朝友好広島県民の会は、「2019年度総会」を、昨日午後6時より広島留学生会館で開催し、この一年間の活動の総括と来年の運動方針を決定しました。

開会にあたって佐古代表委員は「日朝平壌宣言から17年、しかし、共和国に核実験、ミサイル実験、そして日本の経済制裁によって冷え込んだ関係になっている。今平壌宣言に立ち返って、日朝国交正常化が急がれる。そのためにも、高校無償化、幼保無償化の解決が必要。安倍首相は、無条件の話し合いといっているが、全く誠意はない。差別の助長が、日朝関係を困難なものにしている。多文化共生社会の実現に向かって運動を強化する必要がある」とあいさつ。続いて、渡辺事務局長がこの一年間の活動と次年度の方針を次のように提案しました。

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主な活動報告は、①朝鮮学園無償化裁判の支援行動②2019金剛山歌劇団チャリティー公演の支援③初めて広島で開催した「朝鮮統一支持運動第37回全国《広島》集会」などです。

活動方針としては、①日朝国交正常化の実現をめざす取り組みの強化②引き続き、朝鮮学校への「高校無償化」適用,朝鮮学校への補助金再開を勝ち取るため,無償化裁判の支援行動を取り組む③朝鮮学園支援の「民族教育連帯基金」への協力④訪朝団の派遣などを確認しました。

さらに当面の重点的取り組みとして「在日同胞との交流を通じて差別の歴史に学び、差別意識を克服し、朝鮮半島をめぐる情勢を学び、東アジアの平和のための運動につなげていきます。

無償化裁判、反動的判決を跳ね返すため、広島朝鮮学校を支援する取り組みを通じて、日朝友好の環境を広げていきます。

その一環として、広島無償化裁判を支援する取り組みに参加をしていきます。

①街頭行動:毎月19日を基準、事務局からその都度開催場所と時間を連絡します。

②控訴審裁判傍聴行動: 次回(結審) 3月16日(火)予定 (開廷時間等別途要請)

③裁判勝利を求めるために、2月中旬に全国統一集会に合わせて広島においても開催します。」ことを確認しました。

次に行われた役員選出では、広教組選出の幹事の交代を確認し、前任の西迫さんを新たに相談役に選任し、その他の役員の留任を決定しました。その後、村上敏幹事が「広島と全国の無償化裁判の状況について」の特別報告を行い、横間代表委員の閉会あいさつで総会は終了しました。

総会終了後、恒例の記念講演が行われました。今年は、大変多忙の中、時間を割いていただいた幼保無償化を求める朝鮮幼稚園保護者連絡会代表の宋恵淑(ソン・ヘスク)さんが、「朝鮮学校の子どもたちの学びの場を奪わないでー「幼保無償化」問題と朝鮮幼稚園」と題して講演。「すべての子どもが健やかに成長するよう支援するための世無償化」でありながらなぜ差別が起きているのかを、時系列的に詳しく整理して説明されました。高校無主化問題と同様、運動の輪を広げていくこと訴えて講演は終了しました。

「高校無償化」に加え「幼保無償化」問題が新たな課題となった日朝友好広島県民の会の総会でした。

いのちとうとし

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