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2019年11月25日 (月)

AI(人口知能)への心配

 将棋や碁のプロがAI(人工知能)に敗れたというのは、ある意味面白い話題ですが、AIの普及が、ますます監視社会を拡大するのではないかという心配をしています。

フェイスブックなどで送ってきたもらった僕の写真に、パソコンのマウスをあてると名前が自動的に書かれるというのは経験のある人も多いと思いますが、最近の顔認証システムというのは、恐ろしいほど凄いと思うのです。

個人情報の保護ということが盛んにいわれてますが、監視カメラの普及と顔認証、それにグーグルなどの地図検索システムが合体すれば、世界中どこにいても名前が分かる時代がもう来ているのではないでしょうか。

原子力資料情報室を立ち上げた故・高木仁三郎さんと、原子力社会が進むと、どんな監視社会となるだろうと話し合ったことを思いだします。高木さんが亡くなられて19年になりましたが、高木さんと話したことが現実の状態になっているのです。

11月7日付けの朝日新聞に「AIのわな」というインタビュー記事があり、米国の数学者キャッシー・オニールさんが話していました。

『この顧客は金を落とすのか。この学生は内定を辞退するのか。個人の膨大なデータから人口知能(AI)が将来の行動を予測するシステムを企業があらゆる場面で使い始めている。数学者のキャッシー・オニールさんは、AIによる偏見や格差の拡大に警鐘を鳴らしてきた。どうすれば私たちは、「AIのわな」から抜け出せるのか。』という記事紹介がされていました。

来年の東京五輪、そして10日に行われる天皇のパレードでは、「安全のため」という、みんなが「仕方ない」と受け取るであろう理由(言い訳)によって、監視の網がますます強大になるというニュースもありました。

米国では日本以上にAIによるプライバシー侵害がひどいと、彼女は話していました。ある大学では、受験生が奨学金のサイトを閲覧した時間を、合否を出す際の参考にしている。その時間の長さから学費を出せる人がどうかという、ことを判断するとのことです。貧しい受験生はいらないという判断をする

顔認証では、大手書店やスーパーでは万引き常習犯などの顔をAIに記憶させ、その人が入店すると瞬時にAIが店内の監視員らが持っている専用スマホに情報を送るということシステムを取り入れている店が急激に拡大しているとのことです。

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AIは兵器の形も大きく変えようとしています。「LAWS=自律型致死兵器システム:Lethal Autonomous Weapons Systems」といわれますが、人間を介さずにAI自らの判断で人の命を奪う兵器で、「完全自律型のAI兵器」とも呼ぶそうです。

原発もロケット技術もGPSも、「軍事利用」と「平和利用」が常に表裏一体だということを知っていなければならないでしょうね。

インドで生まれの作家、ジョージ・オーウェルが1949年(昭和24年)書いた、「1984年」という名著があります。彼はこの時点で1984年には、監視社会が来るであろうことを予測していました。

そういえば最近、誘拐事件が減りましたね。減ったことは良いことですが、監視カメラの普及により、誘拐事件はできない時代になりましたね。

木原省治

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