故郷からの贈り物・二十世紀梨
毎年この時期、私の松江の実家から恒例のように贈られてくる「鳥取県産の二十世紀梨」が、今年は例年にないカラフルなデザインの箱とともにわが家に届きました。最近は、鳥取県の梨も新品種も多くなっているようですが、私にとっては、やはり「梨といえば鳥取の二十世紀梨」(広島県の生産者の方には悪いのですが)ですので、うれしい贈り物です。
早速箱を開けると、中には例年よりも大粒の梨が二段でびっしりと入っていました。大きいはずです、箱の横側には、「4L」の表示があります。この「4L」サイズは、二十世紀ナシでは、最も大きいサイズのようです。
受け取ってすぐに、実家にお礼の電話を入れました。電話に出たのは甥でしたが、「今年の梨は、出来がいいといっていたから、美味しいと思うよ」という返答です。電話を切ると、期待を込めて直ぐに一つ取り出して食べてみました。甥の言葉どおり、本当にみずみずしく、例年以上に甘さを感じました。いつも辛口の評価しかしないパートナーも今年だけは、「ほんとにおいしい」との一言。しばらくの間楽しめそうです。
ところで、箱の中に入っている生産者組合(鳥取西部農業協同組合大山果実部)のチラシには、ワンポイントアドバイスが書かれています。一つ目のポイント「おいしく食べるには・・・」は「食べる1~2時間くらい前に冷蔵庫に入れ、冷やして食べると美味しくいただけます。冷やし過ぎると甘さが感じられなくなるので注意してください。」と書かれています。わが家では、保存を兼ねてずっと冷蔵庫に入れっぱなしにして食べていたのですが、この方法では甘さが失われるようですので、これからは面倒でもこのアドバイスを参考にして、美味しく食べたいと思います。しかし二つ目のポイント「貯蔵するには・・・」では「ポリ袋で冷蔵庫に入れておくと長持ちしますが、お早めに召し上がりください。」と書かれています。「そうかポル袋に入れてか」と思いながら、この二つのアドバイスを読み比べながら「ちょっと待てよ、結局どうすればよいのだ」と迷うことになりました。「おいしく食べるには、冷蔵庫に1~2時間前に入れて冷やし過ぎないように」しなければならないし、保存しようと思えば「ポリ袋に入れて冷蔵庫へ入れ」なければならないのです。「どっちを優先すればよいのかな」と戸惑ってしまいますが、結局は「早く食べなさい」ということだなと変に納得しました。
実家の義姉のおかげで、今年も「大山のミネラルたっぶりの水に恵まれた自然に育まれた」(チラシから)鳥取の美味しい二十世紀梨を存分に食べることができます。
いのちとうとし
[お願い]
この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。
« 「ジュノー博士、第三の戦士」上映会 | トップページ | 「原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑」 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2023年12月のブルーベリー農園その1(2023.12.08)
- 12月の「3の日行動」(2023.12.07)
- ヒロシマとベトナム(その53-3) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-3~ (2023.12.06)
- ヒロシマとベトナム(その53-2) ~日越外交関係樹立50周年記念訪問―その2-2~ (2023.12.05)
コメント