8月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)その2
天候不順。8月の後半は秋雨前線がやってきて雨の日、薄曇りの日が続きブルーベリーも不安定で、甘さが増ざす、雨による水分過多で実が破れ提灯のように割れるものも多く、楽しい摘みとりも今一つ気分が高揚しないひびが続いた。そして、収穫も今年は極端に少なく8月25日の日曜日にボランティアによる援農の摘み取り作業が行われてからはもう熟れた実がないという農園はじまって以来の短い収穫期間となった。
その結果安芸の郷へのブルーベリーの納品も半減し、生食の予約注文をお断りしないといけない事態になってしまった。農園は標高約400mの所にあり朝夕の寒暖差が大きくおいしい実が取れるのだが、自然の気候に左右される農業は、人の思惑をせせら笑う気まぐれさんに思える。
8月23日(金)色づいた実を摘み取った後の赤い実は、秋雨前線の影響でこれ以降はほとんど色づくことがむつかしいと思われる。
子どもたちの夏の過ごし方の一つに農園のブルーベリーの摘み取りがある。ある友人の娘と孫が東京から帰郷ししばらく滞在しているのでその合間に農園にやってきた。その友人の姪の家族も合流して農園はファミリー交流の場にもなる。8月25日(日)。
とにかく飽きることなく動き遊ぶ。8月25日(日)。
8月18日(日)。農園は全部で5か所に分かれている。小高いところにある里山には東西2か所ある。写真は西側の農園。お盆前からしばらく摘み取りをしていないので実がよく熟れている。午後から農園の友人、知人、安芸の郷の職員の皆さんが一斉に摘み取り援農に入る。
8月25日(日)。1週間後、同じ場所に摘み取り援農に来られた安芸の郷にボランティアに来ていただいている矢野民生委員、農園の友人のみなさん。ほとんどの実を摘み取ることができた。もうない状態に。
8月25日(日)。帰り支度。ブルーベリーの摘み取りの際に足裏につくブルーベリーの実を水で洗い落す。
農園のブルーベリーの伸びた枝を採取して夏の挿し木をする目的で広島大学の大学院生が8月24日、25日に来園。彼は来春卒業後農業に就く計画で、ブルーベリー栽培もその一つにしており、夏の挿し木も試みて苗木の確保を行う計画だそうで、申し出を快く受けた。今年の冬にも採取した穂木は挿し木で順調に育っているそうで、畑も小さいが2か所借りることができたと話していた。8月24日(土)
8月24日(土)。農園近くの里山の中にある墓にお盆明けの片付けにいくと、墓標に座るアマガエルに出会う。
秋の気配。
1.ハギの花。8月23日(水)
2.ドングリ。8月23日(水)
ブルーベリーを熟れさすお日様がほしい。9月に入るともうこのあたりの田んぼの稲刈りが始まる。それやこれやで日差しよ戻れ。
2019年8月31日
社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良
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