ヒロシマ総がかり行動実行委員会の6月定例街宣
「憲法を変えるな 政治を変えよう!」と呼びかけた「戦争をさせない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会の6月定例街宣が、今月も昨日(3日)の午後5時半から1時間、本通電停前で行われました。
歌声9条の会のメンバーによる歌声で始まった行動は、チラシを配布しながら、署名への協力を呼びかけました。帰宅途中の時間帯ということもあり、なかなか足を止めて署名に協力していただく人は少なかったのですが、石口新事務局長をはじめ参加者が次々とマイクを握り、「安倍政権による9条改憲は絶対に許さない」「国民の暮らしを無視して戦争への道を突き進む安倍政治の退陣を求めよう」などなど、それぞれの思いを訴えました。
その中で強調されたのが、7月の参議院選挙への訴えでした。「市民一人ひとりの力で、選挙によって安倍政権を退陣に追い込みましょう」「いま全国でそのための野党共闘が進んでいます。広島も力を結集しましょう」
演説の最後となった私は、二つのことを訴えました。「丸山議員の『戦争発言』は決して許されないが、もっと重要なことは同行された大塚団長の『戦争なんて言葉使いたくないです、使いたくない』『戦争は必要ない』と答え続けられたことです。先日聴いた被爆者の証言の中でも『原爆が落とされたのは戦争があったから。戦争は絶対にしてはならない』と訴えられました。戦争を体験された人たちのこの声をしっかり聴かなければならないのです。憲法9条を変えることは、戦争をする国を作ることです。このことを考えてください。」と。二つ目は今の国会の問題です。国会が開会中なのかどうかもわからない状況が続いています。ですから「トランプ大統領とどんなことを話したのか国民に説明しなければなりません。それを行うのが国会です。また5月のNPT再検討準備会議は、意見をまとめることができませんでした。これからの一年間、日本政府は来年のNPT再検討会議でどんな役割を果たそうとするのか、果たすべきかを真剣に国会が議論することを私たち広島は強い関心を持ってみています。論議すべき課題は山積しています。こうした重要な課題をしっかり論議することこそが、国会の役割のはずです。」と市民に訴えました。
マイクを握りながら、改めて考えたことがあります。
丸山発言は、もちろん憲法違反ですから厳しく責任が問われるのは当然のことです。しかし、私は強く思います。大塚団長の発言にこそ、もっと耳を傾け、国会議員一人ひとりが向き合わなければならない大切なことだと。ましてや与党の議員に至ってはなおさらです。なぜなら自分たち自身が、憲法違反の集団的自衛権を認めた安保法制に賛成したのですから。その意味では、丸山議員を責める資格はありません。しかも、野党が要求する予算委員会も全く開かず、逃げの一手に終始する姿勢は、責任ある政党とは言えません。安倍総理は、憲法審査会が開かれないことに度々文句を言っていますが、その前に予算委員会をはじめとする各委員会での審議にもっと誠意を持って対応すべきです。そしてこのような国会状況になっていることに、国会議員一人ひとりがもっと責任を感じてほしいということです。
いのちとうとし
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