さようなら!フライデーサービス
基町のNTTクレドビルの8階にある「とんかつの和幸」には、ヒレカツご飯とロースかつご飯を値引きするフライデーサービスがあります。フライデーサービス(金曜日)となっていますが、なぜかチューズデー(火曜日)にも「フライデーサービス」として同じサービスが提供されています。ちょっと不思議な気もしますが、利用する側からすれば、回数が多いにこしたことはありませんから、歓迎です。だからといってしょっちゅう行けるわけではありません。買い物に出かけた時、月に1,2度このサービスを利用してきました。
「来ました」と過去形になっているのは、このフライデーサービスも6月末日をもって終了するというお知らせが店頭に張り出してあったからです。6月末日といっても、6月最後の金曜日は今日(28日)ですので、本当に最後の日になってしまいました。残念です。
昼食時にこのお店を利用するのは、フライデーサービス(このサービスは一日中提供されていました)だけが目的だったわけではありません。フライデーサービスを知る以前から、お昼定食を目的に利用していましたので、これからもお世話になることがあると思います。
「御飯、味噌汁、キャベツのお替り自由」は、とんかつ屋さんならどこにもあるサービスです。しかし、妻の御飯が私の茶碗に移されるのが毎度のことですので、御飯のお替りをすることはありません。お替りを頼むのは、キャベツと味噌汁です。キャベツのお替りでは、「どれぐらい入れましょうか」「山盛り一杯お願いします」これがいつも店員さんとかわす定番のやり取りです。最近では顔も覚えられ、私たちがお願いしなくても、キャベツは山盛りになります。でも時々「もうちょっと」と催促することもありますが。そしてこのキャベツをより美味しく食べさせてくれるのが、和幸特製の「ゆずドレッシング」です。ドレッシングはたっぷりかけます。このドレッシングは、レジで販売されています。
もう一つのお替りは味噌汁です。これが私にとっては重要です。味噌汁のことですから「重要」というのは大げさですが。それでも私にとっては、やはり重要です。というのも、このお店で提供されているお味噌汁は、シジミ汁だからです。シジミといえば、直ぐに思い浮かぶのが、宍道湖です。松江で過ごしたわが家の朝食は、シジミ汁が定番で、毎日のようででました。わが家で食べるシジミ汁は、味噌仕立てではなく、塩味の「すまし汁」でした。今でも松江の実家に帰ると、義姉さんが、必ずシジミ汁を作ってくれます。ですから、和幸さんで出てくるシジミのお味噌汁は、故郷のことを懐かしく思い出させてくれるのです。和幸の味噌汁のシジミはかなり小粒ですが、それでもやはりシジミの香りはきちんと鼻に来ます。私は、今までの習慣でどんなに粒が小さくても身をひとつずつつまみだして全部食べます。
ひれかつご飯(1330円)、ロースかつご飯(1230円)が、いずれも880円になるフライデーサービス。今日が最後ですから、どうしても行かなければと思って出かける準備をしています。私たちが注文するのは、いつもひれかつご飯。今日もおいしくいただきます。
いのととうとし
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