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2019年6月20日 (木)

被爆74周年原水禁世界大会広島県実行委員会が発足

被爆74周年原水爆禁止世界大会を成功させるための広島県実行委員会結成総会が、昨日午後6時から自治労会館で開催されました。この結成総会には、被爆者や原水禁会員、労働組合員、市民団体代表など80名余りが参加し、8月4日から始まる原水禁世界大会広島大会の日程やそれぞれの役割分担などを話し合いました。

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金子哲夫県原水禁代表委員の開会あいさつで始まった総会は、最初に先日全国の仲間と結団式を終えた高校生平和大使のうち、北畑希美(のぞみ)さん(広島県立広島県立広島高等学校2年生)と牟田悠一郎さん(広島市立基町高等学校2年生)のふたりが参加し、元気に決意を述べてくれました。二人のあいさつは、6月17日のこのブログで紹介していますので、今日は省略しますが、間違いなく参加者に二人の熱い思いは伝わったと思います。同時に若い二人に期待をかけていることが、あいさつ後に送られた参加者の力強い拍手に表れていました。

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その後今年は秋葉代表委員から「問題提起のための講演」がありました。タイトルは「核兵器禁止条約採択以降の世界の日本の状況」で、これまでの国際社会の核兵絶運動の歴史や方向性を解説しながら、私たちの運動の「本丸」である日本政府の政治姿勢をわかり易く解説するとともに、今年の私たちの活動の舞台は、「日本国内」だと強調されました。特に、都市の力が重要であること、そしてそれを動かすのが私たち市民の力だと指摘するとともに、具体的には395自治体に広がった「核兵器禁止条約支持決議・日本も批准すべし決議」をさらに広げることが重要だという課題提起がありました。最後に「原水禁大会の役割」として「『未曽有鵜の厳しさ』への対策を練る、そのためには、全国の怒りを顕在化させ大きくまとめる、『新しい』アプローチを作る」ことなどが強く訴えられました。

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秋葉代表委員の講演の後は、渡辺事務局長からの「大会のスローガン(案)」の解説や「組織の構成・役割」「大会の日程、分科会のテーマ」などを中心に現地実行委員会としてこれから取り組むべき課題が提起され、それらを全体で確認し、結成総会は終了しました。

なお全国からリレーされた「被爆74周年原水禁 非核・平和行進」は、東部コースは7月27日に、西部コースは8月1日に広島入りする日程が提起され、それぞれの地区で例年通りに取り組むよう要請しました。なお毎年広島県独自で実施している北部コースも例年通り、7月30日に庄原市を出発することになっています。

今年のメインスローガンを書いておきます。

核も戦争もない平和な21世紀に!

憲法改悪反対!沖縄辺野古に基地をつくるな!

めざそう平和と核兵器廃絶・脱原発社会!

 詳しい大会の日程などは、後日このブログで紹介しますが、毎年関連行事として取り組まれている「反核平和の火リレー」は、今年は7月3日に平和公園慰霊碑前を出発し、26日まで走り継がれることになっています。

いのちとうとし

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