広響名曲コンサート「音楽の花束 春」のおみやげ
「広響名曲コンサート『音楽の花束』」の今年最初の「春のコンサート」が12日、広島国際会議場でありまたした。今日のブログは、このコンサートの演奏についてではありません。公演終了後に配布される「花のプレゼント」が主題です。
毎回会場入り口のロビーには、花にまつわる展示がされています。今回は、広島市植物公園で咲き誇る花の写真展でした。その展示会場の一角に、今回配布される花の苗も展示されています。今回は、ベゴニアでした。
そして写真展の横で、クイズ用紙が配布されます。先着順で200枚ぐらい(確認したことがないのではっきりとして数は不明)配布されるようです。この用紙が、演奏会終了後の花のプレゼントの引換券になりますので、私たち(パートナーと二人で「音楽の花束」のコンサート会員になっている)も早めに出かけ、毎回ゲットしています。今回の問題は、「①毎年8月5日に開催される広響のコンサートの名称は?②広島市植物公園の大温室のシンボルとなっている木の名前は?」でした。これらの答えのヒントは、いつも展示の中にありますので、すぐに見つけることができます。
回答を書き、会場へ入るとステージの両脇と式台の前に飾られた大きな花飾りが目に飛び込みます。これも毎回の楽しみの一つです。
コンサート終了後、早速質問用紙をもって、プレゼントの花の苗と交換。赤い花、白の花がついた二鉢がわが家に。わが家では、昨年いただいた花の苗も何鉢かは無事に年を越し、今年も元気に花を咲かせています。
もちろん花の苗そのものもれしいのですが、それ以上にこの花の苗に添えられたコンサートメンバーのメッセージを読むのも楽しみの一つです。私がいただいた赤い花の苗には、トランペット奏者松崎祐一さんのメッセージカード。「ようこそコンサートへ 近年、広響は新しい団員を迎えて、活性化の時になっています。これから何十年かかけて芳醇な音を醸し出していく。これがオーケストラの醍醐味です。では、本日のコンサートをお楽しみください」。
パートナーの白い花の苗には、フルート奏者岡本弥生さんのメッセージカード。「響き、広がる・・・音楽はお客様と一緒に作り上げていくものでもあります!名曲でお客様と同じ時間を共有出来ることはとても幸せで素敵なことです・・・。ようこそ広響『名曲コンサート』へ!!!」。メンバーの思いが伝わるメッセージです。
今年度の「音楽の花束」は、巨匠、名称と呼ばれ愛されるマエストロと今聴いておきたい旬のバイオリニストのコラボレーションで「巨匠たちのドヴォルザークと3大ヴァイオリン協奏曲」がテーマ(パンフレットからの引用)です。今回のタイトルは「『春』香しきメンデルスゾーンと汐澤安彦、躍動の7番」で、東京音楽大学名誉教授汐澤安彦さんの指揮、バイオリニストは高木凛々子(りりこ)さんというコンサートで、ウェーバーの「歌劇<魔弾の射手>序曲」、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64」、ドボルザークの「交響曲第7番ニ短調 作品70」が演奏されました。アンコール曲は、ソリストが「エルンスト作曲:夏の名残のバラ」。圧巻の演奏でした。広響は「ブラームス:ハンガリー舞曲第6番」。私には、演奏を評価する力はありませんが、ヴァイオリン協奏曲も交響曲も演奏が終わった時、何とも言えない感動を受け、聴衆の皆さんと一緒になって大きな拍手を続けたことだけは伝えることができます。今回も余韻に浸りながらの帰宅となりました。
いのちとうとし
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