被爆の生き証人として
広島市南区にある市内最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠」の保存・活用を巡り、広島県は昨年12月に公表した改修案の実施を先送りすると決めた。1号棟を集中的に補修するほか、敷地内に新たな建物を建てて見学者が被爆証言などを聞く場所とする計画だった方針を転換。所有する1~3号棟について保存や活用の可能性などを固め、改修するかどうかを判断する。2017年に行われた建物安全性等調査結果では、震度6強規模の大地震が発生すると倒壊等の危険性が高いとのこと。
広島皆実高校から望む「旧陸軍被服支廠」
広島アンデルセン(旧帝国銀行広島支店)は被爆建物であることを考慮し、新店舗に被爆壁の一部を保存し、被爆建物としての登録が継続することとしている。
祖父が勤めていた「旧陸軍被服支廠」。被爆の生き証人としての役割をしっかりと果たすべく、議会はもとより県民・市民も活発な議論をし、早急に方向性を見いださなければならない。
(沖 隆義)
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