おりづる解体作業とリサイクル
平和公園に多く訪れる修学旅行生から公園内にある多くの碑に千羽鶴が捧げられ続けている。
幾月かを経て大切に別の場所に移された千羽鶴は担当する広島市平和推進課のホームページによれば「託された思いを昇華させるための取組を主体的に実施する市民等に折り鶴を配布する」こととされている。
この取り組みに安芸の郷も手をあげ、事業所の一つ森の工房あやめに毎年定期的に運輸業者から千羽鶴が配送されている。
毎日の作業の合間をぬって、届いた折り鶴は再生利用することを目的として解体選別される。
利用者の皆さんが一緒になってマニュアル通りに解体選別していく。
折り鶴の仕訳のために籠を机の上に置いて選別していく。
銀や金の紙も、黒や濃紺などの色の紙も仕訳られ、
折り鶴に名前やメッセージなどが書かれているものも仕分けられる。
この取り組みは NPO千羽鶴未来プロジェクトと広島就労支援センター(障害者の就労や、仕事のあっせん、紹介、連絡調整などを行っている)が共同して進めている。これに賛同する約30の障害者の事業所が解体作業を経てオリジナルな千羽鶴の再生グッズを製品化して販売するイステムを構築している。
再生されたノートの風合い。
製品などの紹介は次回に。
安芸の郷の建物、森の工房AMAの庭のヤマザクラはもう葉桜。(4月10日の昼休み)
2019年4月15日
社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良
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