#BetterAngelsofOurNature #アイゼンハウワーの #大統領像 ―――#相手を殴りつけるのではなく #忍耐強く交渉すること―――
#BetterAngelsofOurNature #アイゼンハウワーの #大統領像
―――#相手を殴りつけるのではなく #忍耐強く交渉すること―――
ホワイトハウスのアイゼンハウワー (Wikipedia)
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イランへの攻撃は諦めないイスラエルと、協議によって解決すると方向転換したトランプとの対比が際立っています。協議が上手く行くことを祈っています。
だったらなぜ、2018年にイランとの核合意を一方的に破棄したのか、トランプの考え方は理解不能です。合意が続いていれば、イランの核開発には一定の歯止めがかかり続けたはずなのですから。
「小児型強弁者」であるトランプの意図をああでもない、こうでもないと推測する愚は止めるに越したことはないのですが、アメリカが世界に持つ影響力は余りにも強大です。来年の中間選挙、そして2028年の大統領選挙で、アメリカ社会に脈々として流れ続ける「The Better Angels of Our Nature」が勝利することを期待しつつ、それがどんな流れなのかをお浚いしておきましょう。
その一環として、ハーバード大学がトランプに対して断固とした態度を貫いていることと、その背景をシリーズとして取り上げましたので、そちらもお読み下さい。特に、その二回目では、「The Better Angels of Our Nature」の対極にある「小児型強弁者」について取り上げましたのでそちらもお読み下さい。
まず、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で活躍したドワイト・アイゼンハウアー元帥は1953年に大統領に就任しましたが、リーダーの資質について次のような言葉を残しています。出展はMeacham, Jon. The Soul of America: The Battle for Our Better Angels (English Edition) (p.39). Random House Publishing Group. Kindle 版です。.
“Now, look, I happen to know a little about leadership. I’ve had to work with a lot of nations, for that matter, at odds with each other. And I tell you this: you do not lead by hitting people over the head. Any damn fool can do that, but it’s usually called ‘assault’—not ‘leadership.’…
I’ll tell you what leadership is. It’s persuasion—and conciliation—and education—and patience. It’s long, slow, tough work. That’s the only kind of leadership I know—or believe in—or will practice.”
日本語訳は大筋次の通り。
「さて、私はたまたまリーダーシップについて少しは知っています。私は、お互いに対立する関係にあった多くの国と仕事をしなければなりませんでした。そして、私が言いたいのは次のことです: 人の頭を叩いてその人ををリードすることはできません。それは、どんな愚か者でもできることなのですが、普通それは「リーダーシップ」ではなく「暴行」と呼ばれます。
リーダーシップとは何かと言えば、それは説得であり、妥協であり、教育であり、忍耐です。時間が掛かり、ペースは遅い、大変な作業です。それが、私が知っている、または信じている、または実践する唯一の種類のリーダーシップです。」
愛称が「アイク」だったアイゼンハウワー大統領の政治家としての評価はいろいろありますが、リーダーシップについての言葉は、彼が第二次世界大戦中の連合国の首脳だけではなく、アメリカ軍の名でも、有能な人物として認められた理由そのものでした。
「The Better Angels of Our Nature」を築いたアメリカのリーダーの言葉は続きます。
皆様にとって、きょう一日が素晴らしい24時間になりますよう!
[2025/6/21 人間イライザ]
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